...彼女は貞淑な女性だと評判です...
...彼女は貞淑な妻であり、素晴らしい母親でもあります...
...貞淑な女性は、愛と尊敬を受けるに値します...
...彼女は貞淑であるために、彼氏から信頼されています...
...すべての女性が貞淑である必要はありませんが、彼女は典型的な貞淑な女性です...
...ダアワは爾来(じらい)貞淑(ていしゅく)に僕等四人を愛している...
芥川龍之介 「第四の夫から」
...温優貞淑(をんいうていしゆく)なる令夫人(れいふじん)とのみにあらざるなり...
泉鏡花 「芥川龍之介氏を弔ふ」
...夫に対して貞淑なれと教える...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...貞淑(ていしゅく)な可愛い細君であったのに...
太宰治 「女人訓戒」
...婦人団体のように貞淑で浮気だからばかりではない...
戸坂潤 「社会時評」
...私の妻が私に對して貞淑であることは既往も現在も變りはありません...
長塚節 「教師」
...貞淑一途の女が亭主に隠れた淫売婦であろうとは?――此の世にこんな不可思議な事実が有り得るであろうか? 私は自分が正気である事を確信する為に...
西尾正 「陳情書」
...貞淑(ていしゅく)をもって称(しょう)せられているが...
新渡戸稲造 「自警録」
...貞淑な石井夫人として...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...それを嬉(うれ)しそうにしている貞奴をわたしは貞淑なものだと思った...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...貞淑――そういう社会に育ったには似合わぬ無邪気さ...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...貞淑に私に仕えていたのです...
牧野富太郎 「植物記」
...源氏は貞淑な花散里を信じ切っている...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...元来カフェーの灯や御神灯には縁が遠く度重なる独り寝の枕に故郷の貞淑なる妻君の上ばかりを思っている彼は...
森於菟 「屍体異変」
...* ローマの貴婦人、美貌貞淑、人の凌辱をうけ夫に復讐を頼んで自殺したと伝えらる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これによって一人の貞淑な婦人を毒殺したのを見たではないか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...極めて温良貞淑な...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...公の事については、一切、口をさし挾まないことが、貞淑であり、婦徳とされているのである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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