...彼女は貞淑な女性だと評判です...
...彼女は貞淑な妻であり、素晴らしい母親でもあります...
...貞淑な女性は、愛と尊敬を受けるに値します...
...彼女は貞淑であるために、彼氏から信頼されています...
...すべての女性が貞淑である必要はありませんが、彼女は典型的な貞淑な女性です...
...空閨(くうけい)を貞淑に守りつづけているのを見ちゃいられなかったせいだった...
海野十三 「幸運の黒子」
...夫に対して貞淑なれと教える...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...日本の婦人(をんな)は「貞淑」といふ文字の為には...
薄田泣菫 「茶話」
...細君はいくらか恩に着せているような所はあつたがみごとな態度で辛抱強いグリゼルダ(ボッカチオなどの作品中の人物で温良貞淑の婦人の模範)の役目を引き受けていた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...庶子なりしかど貞淑の*テアノウ愛兒もろともに 70その良人の意を迎へ思をこめてはぐくみぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...貞淑の妻邸中に見出(いだ)し得ざるヘクトール...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ファンティーヌはまた貞淑そのものでもあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼女の心底は純潔で貞淑だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...貞淑な夏姫が家に来てから...
中島敦 「妖氛録」
...貞淑にして内助の功少からず云々(うんぬん)……とあり...
中島敦 「狼疾記」
...貞淑な細君は、そんな事を言われても尤(もっと)ものように押だまって辛棒強く働いていた...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...貞淑なのが癪に触りはじめて来たのです...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...貞淑なる女を魔女の如くに侮辱し...
浜尾四郎 「死者の権利」
...貞淑に私に仕えていたのです...
牧野富太郎 「植物記」
...「よき婦人」「正しき婦人」「貞淑有徳の婦人」という語を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...特にあの貞淑な夫人ファウスティナ*の古銭は誰でも知っている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我邦(わがくに)古来の貞淑の美徳が...
柳田国男 「木綿以前の事」
...貞淑な妻のそれを見るだけで...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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