...廣大な土地と豊富な資源のあるところでやつて行く方式である...
石原莞爾 「新日本の進路」
...それに物資がとても豊富なものであって...
上村松園 「余齢初旅」
...それに品物も豊富な百貨店や公設市場に顧客を奪われるのも当然ではあるまいか...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...次々に違った皿が出てくる豪華な table d'hote のようなそんな豊富な感じの一流の女と恋愛がしてみたい」あんまりうまい表現なので...
高見順 「如何なる星の下に」
...幾等か内容が豊富なのが取得であろうと思う...
田中貢太郎 「『黒影集』の序詞」
...豊富な熱湯、閑静な空気が何よりだ...
種田山頭火 「旅日記」
...作品に対する極度に豊富な経験...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...言語にいい現し得ぬ複雑豊富なる美感の満足ではないか...
永井荷風 「妾宅」
...かなり豊富な知識を持っているらしいから...
中里介山 「大菩薩峠」
...豊富な食物を確保するために酋長が他の島にその住居を移し1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...他国にどれほど豊富な穀物があろうとも...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...手塚さんは島田へわざわざ達ちゃんの送別の手紙をくれました(前便で書いたと思いますが)伝記が豊富な題目に溢れているのは全くです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この中から疑ひもなく豊富な材料を見出す事であらう...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...まして豊富な材料に恵まれた日本である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...何処(どこ)へ行つても支那人の普及と彼等の商業上の実力の豊富なのとには感歎せざるを得ない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...豊富な沃土がなく...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...自分は味わう力の豊富なことをあげた...
和辻哲郎 「享楽人」
...木下杢太郎はその享楽の力の広汎豊富な点において確かに現代に傑出した男である...
和辻哲郎 「享楽人」
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