...幼虫は我々を驚かせるやうな豊富な色彩で飾られた翼を持つてゐる蝶になるのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...乳離れの子供に胃腸を損じない栄養分の豊富なお菓子を作るといった試みとか...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...この豊富な天然自然に囲まれて居ながら...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...材木の産出の豊富なると...
太宰治 「津軽」
...話題の豊富なところを見せて帰っただけであったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...豊富な熱湯、閑静な空気が何よりだ...
種田山頭火 「旅日記」
...思いのほかそれが豊富なのはありがたい...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...それは工業用水が豊富なことと...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...あそこは水の豊富な所だから特にこの感が深かつたのであらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...魚のもっと豊富なカムチャッカ河の流域にその家族と共に移住するを余儀なくされる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かつより豊富な同時にまたより安定した穀物の供給を確保するために...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...正金の量が豊富なのは国富の結果なのではなく...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...実に立派な豊富な純白な毛並みを立てたのであった...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...恐らくその考察は将来の日本窯藝史に豊富な材料と内容とを寄与するであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...今よりも遥かに豊富な知識...
柳田国男 「海上の道」
...日本の市街はその汚さのために何という豊富な自由さがあることだろう...
横光利一 「欧洲紀行」
...豊富な沃土がなく...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...水の豊富なこと、花崗岩(かこうがん)の風化でできた砂まじりの土壌のことなどは、すぐ目についてくる...
和辻哲郎 「京の四季」
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