...それに物資がとても豊富なものであって...
上村松園 「余齢初旅」
...前者のやうな豊富な言葉の波動と幻想量とを有してゐない...
大手拓次 「「香水の表情」に就いて」
...豊富な熱湯、閑静な空気が何よりだ...
種田山頭火 「旅日記」
...或いはもっと正確に云うと常識の分量の豊富な人間というのは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...尤も知識が豊富ならばおのずから見識も高まるというのが事実であり...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...そういう嫌疑(けんぎ)に豊富な材料を与えるものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...前線での経験の豊富なこと...
豊島与志雄 「ジャングル頭」
...食物が豊富なせいか...
豊島与志雄 「守宮」
...かつその中にある記事の種類においても最も豊富なものの随一であるという便がある...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...キリスト教の強味は良心生活の豊富なことにある...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...握るにあまるほど豊富な亜麻色の口ひげをさッと八文字にわけていた...
本庄陸男 「石狩川」
...その娘さんは自分を不快におとしいれた一波瀾から心持の上で何か豊富なものをえてもこられるのではなかったろうか...
宮本百合子 「女の自分」
...無数のエピソードと階級的献身によって豊富なロシア革命史の中からはスハーノフの「一九一七年」...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...最も豊富な人生と文学との流れの美しさで貫こうというつもりです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...恐らくその考察は将来の日本窯藝史に豊富な材料と内容とを寄与するであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...降水量の最も豊富なる島国でないと...
柳田國男 「地名の研究」
...肥料小舎の背後を豊富な谷川の水が音を立てて流れているので...
夢野久作 「巡査辞職」
...低廉な穀物と豊富な生産物とから生ずる大きな利益を得まいとするほどに...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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