...彼の作品には讃嘆の声が上がった...
...その歌手の歌唱力には讃嘆するしかない...
...大統領の熱意あふれる演説には讃嘆の嵐が起こった...
...彼女の才能には讃嘆の言葉を送りたい...
...友人の努力に讃嘆のまなざしを向けた...
...ナイイヴな尊敬と讃嘆とを洩らしながら...
芥川龍之介 「芋粥」
...讃嘆の情を禁じ得ないものらしい...
芥川龍之介 「日本の女」
...ニイチエのセザアル・ボルヂアにも讃嘆の声を洩らしたのは偶然ではない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...で、この般若の功徳を四通りに説明し、讃嘆したのが、ここにあるこの四種の呪です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...まるで宮殿のよう――と彼女が讃嘆したとおりに...
谷譲次 「踊る地平線」
...あゝ山は美しいと讃嘆しないではゐられなかつた...
種田山頭火 「其中日記」
...漱石の「教養」を讃嘆しようとするロマン派流者は...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...案内者まで讃嘆の声を強いられる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...私は更に君に讃嘆の辞を贈る...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...Kが讃嘆(さんたん)しながら自分の二本の指を何度も何度もあけたりすぼめたりする様子をながめていたが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...暫(しば)し讃嘆の念に打たれしが...
福田英子 「妾の半生涯」
...つくづくそう讃嘆せずにはいられなかった...
正岡容 「小説 圓朝」
...落花の風にひるがへるに似たりと明治の新体詩人大和田建樹が讃嘆したお台場ちかくにはうろ/\舟が幾艘となく泛んでゐて...
正岡容 「山の手歳事記」
...唯(たゞ)多くの珍らしい機械の前に立つて子供心に讃嘆するばかりであつた...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...戦慄の美を心の底から讃嘆したい...
夢野久作 「私の好きな読みもの」
...讃嘆(さんたん)を惜しまなかったが――「ところで...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あるいは仏像仏寺に対する讃嘆の心を歌ったか歌わぬか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...世人の讃嘆しないものは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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