...彼の作品には讃嘆の声が上がった...
...その歌手の歌唱力には讃嘆するしかない...
...大統領の熱意あふれる演説には讃嘆の嵐が起こった...
...彼女の才能には讃嘆の言葉を送りたい...
...友人の努力に讃嘆のまなざしを向けた...
...何もかも忘れて花嫁を讃嘆(さんたん)しているようだった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...上は村田清風から下は山県有朋(やまがたありとも)に至る長州の人材を讃嘆(さんたん)した...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...ニイチエのセザアル・ボルヂアにも讃嘆の声を洩らしたのは偶然ではない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...犯罪にかけては天才のように正確無比な奴です」博士は殺人鬼を讃嘆するように溜息をついた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...で、この般若の功徳を四通りに説明し、讃嘆したのが、ここにあるこの四種の呪です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...と讃嘆の声を放つのである...
太宰治 「富士に就いて」
...「やあキレイだ」と讃嘆の声を惜しまなかった...
田中英光 「箱根の山」
...しかしながら、このことをいっそう注意深く考査し、同時にまたここから引き出され得る他のもろもろの真理の中へ尋ね入るに先立ち、私はここでしばらく神そのものの観想のうちに停まり、その属性を静かに考量し、そしてその無辺なる光明の美をば、これにいわば眩惑せられた私の智能の眼の耐え得る限り多く、凝視し、讃嘆し、崇敬しすることが適当であると思う...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...皆検事の巧妙さを讃嘆(さんたん)した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...案内者まで讃嘆の声を強いられる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...かつ神秘なる……造化の規模を痛感し讃嘆することが出来るであろう...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...われがちに礼拝讃嘆してやまなかった...
吉川英治 「三国志」
...富士」信長は馬上で幾たびも子どものように讃嘆を発した...
吉川英治 「新書太閤記」
...頼もしげにみな讃嘆をもらしあった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...京子の美を讃嘆する...
蘭郁二郎 「鉄路」
...と讃嘆している...
和辻哲郎 「孔子」
...またこの言葉を讃嘆する権利において...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...讃嘆したものである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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