...〔譯〕心は現在(げんざい)せんことを要(えう)す...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...俺はないと答へない譯に行かなかつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...譯もなき咄嗟の同情を起さしめた...
石川啄木 「鳥影」
...借りる譯には行かなかつたでせうし...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...プロレタリヤは初め『平民』あるひは『平民勞働者』と譯された...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...英辭書の注を譯してさしいれたり...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...(直譯:かれは、流石成金の忰にして始めてさうであり得る程の程度に生意氣である...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...茲に淡路の人形淨瑠璃が誕生した譯であらうと考へられる...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...是も一々御覽に入れる譯には參りませぬが(此時實物を示す)...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...何故彼は更に多くを譯さざりしか?マシュー・アーノルドは其論文『ホーマア飜譯について』の中に此第八歌の 553 以下を試譯す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...しかれども集團中に進まずして」と譯す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...」「そりゃまたなぜね?Noblesse(ノブレス)oblige(オブリージュ)(譯者註...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...私の經驗をみんな話した譯ではない...
中島敦 「環礁」
...何(なに)か見解(けんげ)を呈(てい)しない譯(わけ)に行(い)かないので...
夏目漱石 「門」
...初(はじ)めから如何なる勝負(せうふ)にも戰(たゝか)ひにも出る資格(しかく)はない譯(わけ)だ...
南部修太郎 「下手の横好き」
...それもけふ初めて氣がついたといふ譯さ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...密教の思想は弘法大師の創作に係る譯ではない...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...又當時の辭書には獻身と云ふ譯語もなかつたので...
森鴎外 「最後の一句」
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