...又(また)私(わたくし)の申上(もうしあ)げることにどんな誤謬(あやまち)があるかも計(はか)りかねますので...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...而してこの議論中にひそむ大なる誤謬は社会の安寧秩序は必然に個人の犠牲によつて成就せられると云ふ観念である...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...けれども我輩はかくの如きは謬妄(びゅうもう)なり空想なりとしてあくまで反対した...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...その室内旅行の謬傳も世に知られ居るを以て...
大町桂月 「白河の關」
...ここにあなたの重大なる誤謬が存在してゐたわけだ...
太宰治 「お伽草紙」
...宇宙の或る部分は誤謬から免れていないが他の部分は免れているという場合のほうが...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この種の事実をわれわれが一日も早くしかも誤謬(ごびゅう)によってはなはだしく曲げゆがめられた形で知らなければならない必要がどこにあるか私にはわからないのである...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...うそをつき虚偽を犯し誤謬に陥る限りの...
戸坂潤 「読書法」
...然れども進歩黨が大隈伯に期するに政權に接近するの途を以てするは、根本的謬見なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...かかる誤謬が益々多くなる...
豊島与志雄 「小説の内容論」
...無謬(むびゅう)なるもの必ずしも無謬ではない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...寸分の狂いも謬りもないものではない...
中井正一 「美学入門」
...吾人は唯(ただ)歌麿がかつて役者似顔絵を描かずとなせし『浮世絵類考(うきよえるいこう)』の選者が誤謬(ごびゅう)を明かにせんとするのみ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...尤(もっとも)かくの如き謬見に捉はるるは田舎出の文士に多し...
永井荷風 「桑中喜語」
...叡覧のうえ誤謬でも発見せられたものか...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...個人の私的利害が立法者の誤謬を是正する...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...必然的に誤謬のみならん...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だが帰依には誤謬がない...
柳宗悦 「工藝の道」
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