...同時に彼等の感謝するのを待たず...
芥川龍之介 「鷺と鴛鴦」
...上北二郡の諸人士に感謝する者也...
大町桂月 「十和田湖」
...それに感謝する限り...
田辺元 「メメント モリ」
...どこへいつても道路がよくひらかけ(マヽ)てゐるのに感謝する...
種田山頭火 「行乞記」
...私は友人として澄太君をめぐまれてゐることを感謝する...
種田山頭火 「旅日記」
...私は心からおんみに感謝する...
徳永保之助 「洪水のように」
...厚意は謝する所なれど...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...部下の功労に謝する演説をした...
中島敦 「光と風と夢」
...同氏の御親切に対して深謝するものである...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...態(わざ)と旧恩を謝すると云う趣(おもむき)ばかり装うて居る中に...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...感謝する気分じゃない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...その時季に際すれば旧葉が枝から謝すれば...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...金帛(きんはく)を以て謝することの出来ぬものも...
森鴎外 「渋江抽斎」
...私は父の上を私に語つてくれた人々に、ここに感謝する...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...是がまた感謝すべき好刺戟であると思う...
柳田国男 「海上の道」
...むしろ感謝するのが当然であろう...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...この幸福に感謝するたびに...
吉川英治 「大岡越前」
...天下に謝すの途(みち)を知る...
吉川英治 「三国志」
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