...諦念を抱くことで、心に余裕が生まれる...
...失敗に諦念せず、挑戦し続けることが大切だ...
...仕方がないと諦念するのではなく、できることを考えることが大切だ...
...無理をしてまで諦念することはない...
...諦念する前に、一度立ち止まって冷静に考えてみよう...
...――そんなことはもう諦念(あきら)めてしまっていた...
モオパッサン 秋田滋訳 「ある自殺者の手記」
...確かにそれだけ楽天的もしくは諦念(ていねん)的であったゆえではないであろうか...
石原純 「日本文化と科学的思想」
...プルタークの本が僕を諦念へ導いてくれた...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...胸底に抱いていた諦念を解釈する暗示のように思えて...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...諦念に到達する過程が...
太宰治 「風の便り」
...おんみの熱を病む諦念は祝福されてあれ! あらゆる古日本の詞華集よ...
富永太郎 「鳥獣剥製所」
...東洋流の諦念は脱却されなければならない...
豊島与志雄 「新たな世界主義」
...即ち狂爛が諦念の形式にまで置換されるに際して...
中原中也 「夭折した富永」
...自分をば道に疎遠な人だと諦念(あきら)め...
森鴎外 「寒山拾得」
...自分(じぶん)をば道(みち)に疎遠(そゑん)な人(ひと)だと諦念(あきら)め...
森鴎外 「寒山拾得」
...諦念(あきら)めて話させると云う様子で...
森鴎外 「鼠坂」
...」小川は諦念(あきら)めて飲んでいる...
森鴎外 「鼠坂」
...一しょにいる人が目を醒(さ)ますだろうと思って諦念めたそうだ...
森鴎外 「鼠坂」
...女の諦念(あきらめ)を容易ならしめたには相違ないさ...
森鴎外 「鼠坂」
...諦念(あきらめ)も附かない...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...静かな諦念と笑顔を見せぬ一味の清新な憂鬱さが空気の中に漂っている...
横光利一 「欧洲紀行」
...逃げ口上の諦念主義(ていねんしゅぎ)と変化しても...
「純粋小説論」
...逃げ廻る狡猾さと坐り込む諦念と...
横光利一 「夜の靴」
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