...九日、癸卯、賀茂河堤の事、難儀たりと雖も、勅諚の上は、早く彼の所々を除く可きの由、仰出さる...
太宰治 「右大臣実朝」
...御諚(ごじょう)ではござりますけれども...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...勅諚(ちょくじょう)にて学習院に抑付(おおせつ)けられたき事なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...妾(わらわ)に御諚(ごじょう)下されしぞ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...七日の間人民どもの欲しい物を好みの任(まま)に与うべしと勅諚(ちょくじょう)で無遮(むしゃ)大会(だいえ)を催した...
南方熊楠 「十二支考」
...もったいない御諚をたまわり...
吉川英治 「三国志」
...「では、御諚のほど、再度評定衆へ申しわたし、いささかも、事、露(あらわ)ならざるように、計らいおきまする」上意ぜひなしと拝して、やがてのこと、高資は、赤橋守時へ眼くばせして退がりかけた...
吉川英治 「私本太平記」
...勅諚(ちょくじょう)再々で...
吉川英治 「私本太平記」
...むずかしくはあるまい、との御諚...
吉川英治 「私本太平記」
...御諚(ごじょう)はとつぜんな儀...
吉川英治 「私本太平記」
...「御諚(ごじょう)ですぞっ」とばかり...
吉川英治 「私本太平記」
...「御諚」「御諚」と...
吉川英治 「私本太平記」
...おのれその幕府の上に臨まんとする者だぞ」「御諚(ごじょう)...
吉川英治 「私本太平記」
...あのような御諚(ごじょう)ではあっても...
吉川英治 「私本太平記」
...「ただいまの御諚(ごじょう)は口惜しいことにござります...
吉川英治 「新書太閤記」
...御優諚(ごゆうじょう)をうけて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...――行家(ゆきいえ)追討の御諚(ごじょう)については...
吉川英治 「日本名婦伝」
...御諚(ごじょう)ではござりませぬか」語りながら正儀が...
吉川英治 「日本名婦伝」
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