...案の諚大工町ぢやつた...
石川啄木 「葬列」
...御諚とあつてみれば...
薄田泣菫 「茶話」
...との極めて御当然の御勅諚であられたといふより他には何も考へられないではございませぬか...
太宰治 「右大臣実朝」
...いかさま御諚(ごじょう)に従いましょうと...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...勅諚(ちょくじょう)にて学習院に抑付(おおせつ)けられたき事なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...去年勅諚(ちょくじょう)綸旨(りんし)等の事一趺(てつ)すといえども...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...そうしたら陛下から「その映画を見たいものだ」という御諚があった...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...御諚(ごじょう)百箇条的思想で人を律されては...
野村胡堂 「江戸の昔を偲ぶ」
...このやうな破格の優諚にすつかり有頂天になつてしまつた鍛冶屋は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...「殿様よりの御諚(ごじょう)で御座ります...
夢野久作 「名君忠之」
...「御諚」「御諚」と...
吉川英治 「私本太平記」
...父のみかどが子の自分へかかる御諚を降(くだ)すことはありえないと...
吉川英治 「私本太平記」
...なにっ」「すべては御諚(ごじょう)です...
吉川英治 「私本太平記」
...近ごろはとみに自分への寵幸も衰(おとろ)えぎみとなっていた折……はしなくも「義貞へ嫁(ゆ)け」との御諚(ごじょう)であったという...
吉川英治 「私本太平記」
...というに尽きるな」「御諚(ごじょう)...
吉川英治 「私本太平記」
...なお一(ひ)ト言(こと)の御諚(ごじょう)をと...
吉川英治 「私本太平記」
...あのような御諚(ごじょう)ではあっても...
吉川英治 「私本太平記」
...御諚(ゴヂヤウ)ヲモ伺ハズ示シ合セノ段...
吉川英治 「新書太閤記」
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