...ご承知の通りに第一議会以来...
大隈重信 「外交の方針」
...第十一議会の開院式は十二月二十四日行われた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...一議会もみずに醜い末路をさらしたのである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...この七十一議会には遂に提出見合わせとなった...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...友さんや」「おーい」一議に及ばず...
中里介山 「大菩薩峠」
...先輩の弥次郎兵衛、喜多八が、東海道中膝栗毛なんぞと大きい口を利(き)きながら、源頼朝が生れ、太閤秀吉が出で、金のしゃちほこがあり、名古屋味噌が辛(から)く、宮重大根(みやしげだいこん)が太いところの尾張の名古屋を閑却しているのを、ヒドク憤慨していたところですから、一議におよばず、この勧誘に応じて、一行と共に尾張名古屋に乗込むことに相定めました...
中里介山 「大菩薩峠」
...渡りに舟」一議に及ばず...
中里介山 「大菩薩峠」
...「金剛語菩薩(こんごうごぼさつ)即ち無言語菩薩(むごんごぼさつ)、声明の奥義を極めんとならば、まず声なきの声を聞くべし、幸いにこの律呂(りつりょ)の川の上に音なしの滝がある、音なしの滝に籠(こも)って、無音底の音を聞く気はないか」かように申されました時、弁信は、一議に及ばず、これこそ望むところとあって、直ちに翌日の明星をいただいて坊を出で、音なしの滝に詣(まい)りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...お孃さんが殺されたに違ひないから直ぐ來るやうにと言ふ傳言(ことづて)だ」「それから何うした」「一議に及ばず飛んで行きましたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その光輝ある第一議会が開かれる明治二十三年の二月の...
服部之総 「武鑑譜」
...迎えにやれば一議に及ばず駆けつけてきた...
久生十蘭 「金狼」
...一議したがって出ずれば一説したがってこれを駁し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...それならば一議に及ばず斬って捨てろ...
本庄陸男 「石狩川」
...もしもその時文部省の検定者がグズグズ言うなら文部大臣を相手取ってもよいから一議論して見るつもりだ(エライ剣幕だナー)...
牧野富太郎 「植物記」
...「一議に及ばずだね」重兵衛は手を打たんばかりに...
山本周五郎 「山彦乙女」
...両親の乙束区長夫婦は一議にも及ばず承知した...
夢野久作 「巡査辞職」
...一議論、試みようではないか」「よせよせ、今は、議論の時代じゃない...
吉川英治 「松のや露八」
...ますます左内を起して一議を発せんことを思ふ...
吉田松陰 「留魂録」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??