...成ったもの(das Gewordene)が認識される...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...処が物質はただその表われ方現象の仕方に於て認識されるの外はない...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...そして之によって始めてオブヤェクト(一定の空間)が認識されるのである」と...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...吾々の生存の場として再認識される極東の地域は...
豊島与志雄 「新たな世界主義」
...かくて隱れたる自己即ち認識動作の中心と顯はなる自己即ち認識される自己との二つが...
波多野精一 「時と永遠」
...彼は事物の本質が何であるかはその全体のはたらきにおいてのみ認識されると考へた...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...歴史は内から主体的に認識される...
三木清 「哲学入門」
...人間から認識されると否とに拘らずそれ自身において存在すると考えることができるとしても...
三木清 「哲学入門」
...他方それがすべての者によつて等しく認識されるものであることを意味してゐる...
三木清 「認識論」
...認識されるであらう...
三木清 「認識論」
...元素的な諸印象の間の一定の關係はヒュームによると直觀的な確實性をもつて認識されることができる...
三木清 「認識論」
...現在はただ媒介されることによつてのみ認識されることが出來る...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...事實の如何なるものであるかも存在を通じてでなければ客觀的に認識されることが出來ぬ...
三木清 「歴史哲學」
...父宮と姉君への愛の深さが認識されるにつけても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼に認識されることさえもなく存在するという事実によって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それ等のものに潜む美が認識されるまでに...
柳宗悦 「雑器の美」
...「なぜ」という知的反省から美が認識されるのではないのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...正確に認識されるであろうと思う...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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行くところまで行った 叛臣 採石場
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