...併し模倣者が獨創者として自ら誇ることは孰れにしても不遜にすぎるやうだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...それにしてもアノ美貌を誇る孔雀夫人が択りに択って面胞面(にきびづら)の不男を対手にするとは余り物好き過ぎる...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...しかして文明文化を誇るというのは何事ぞ...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...誇るどころか、実に、いやらしいものだと恥じています...
太宰治 「鴎」
...それであなたは朝や夕べに手洗をつかうことも誇るがいいでしょう...
太宰治 「虚構の春」
...されど權威にいや誇るアートレ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...リカオーンの子とて自ら誇る者...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そを見て誇るオヂュシュウス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...酒を飲まない者が健康を誇るのは...
豊島与志雄 「愉快な話」
...唐草(からくさ)を一面に高く敲(たた)き出した白銅の油壺(あぶらつぼ)が晴がましくも宵(よい)に曇らぬ色を誇る...
夏目漱石 「虞美人草」
...それは何等鼻にかけて誇るには足りないはずのものなんです...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...おのれたちのみ栄華(えいが)を誇る...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...この村ばかりの優秀を誇るというのは...
宮本百合子 「現代の主題」
...ツウルの野菜料理と云へば土地の人が酒の味と共に誇る所だ相(さう)である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...それよりも彼が誇る才能には不得手な鼓(つづみ)を打たせて...
吉川英治 「三国志」
...しかも、彼の誇る、虎衛軍(こえいぐん)五万の教練を陪観(ばいかん)するに、いかにも冷笑している風がある...
吉川英治 「三国志」
...法正は誇るように肯定して...
吉川英治 「三国志」
...切銘(きりめい)してその優美を誇るに足るものだった...
吉川英治 「源頼朝」
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