...「李白(りはく)一斗詩百篇」を誇る日本ではかう云ふことは可笑しいと云ふ外はない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...それにしてもアノ美貌を誇る孔雀夫人が択りに択って面胞面(にきびづら)の不男を対手にするとは余り物好き過ぎる...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...将来東西洋相対立して互いにその文明を誇ることが出来よう...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...他の獣類と異なる点として人の誇る所であるが...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...その能率いささか誇るに足るものがある...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...「わが誇るは益なしと雖も止むを得ざるなり...
太宰治 「パウロの混乱」
...而して閣下の内閣が最大成功として誇る所は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一体江戸名所には昔からそれほど誇るに足るべき風景も建築もある訳ではない...
永井荷風 「日和下駄」
...また健脚を誇る考えのないことなどは心のうちにおかない...
新渡戸稲造 「自警録」
...いかに科學日本の躍進を誇る現代でも...
萩原朔太郎 「童話と教育について」
...成功を誇るよりもむしろ弁解する様子を広めることになりはしないかと危惧する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...それに昇は花で言えば今を春辺(はるべ)と咲誇る桜の身...
二葉亭四迷 「浮雲」
...」光子は誇るやうに云つた...
牧野信一 「若い作家と蠅」
...出来るだけ細かな細工をするのを誇るようであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...私たちはそうなった生活を誇るわけにはゆきません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...人若し少なき学問を以て多く考ふることを得ば其少なき学問は寧(むし)ろ彼の誇るべき者なり...
山路愛山 「明治文学史」
...知るべし日本の文学史に特筆大書して其大作たるを誇るべき日本外史は実に一個の青年男児に成りたるものなることを...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...版図の大を誇る鼻の一団は...
夢野久作 「鼻の表現」
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