...暴君虐主を誅戮掃攘刈除して...
高木敏雄 「比較神話学」
...この収税請負人はこうして人民を誅求して...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...その場に彼の誅滅をわれ計らはん...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...親の仇(かたき)が天誅組から逃げて...
中里介山 「大菩薩峠」
...つまり徳川の政(まつりごと)が末なんだね」「なるほど」「何しろ公方様(くぼうさま)のお膝元で天誅や辻斬がやたらにあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...君に代つて此の場で汝を誅するのだ...
中島敦 「盈虚」
...僕が天に代って誅戮(ちゅうりく)を加えるんだ」「愉快(ゆかい)だ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...(三回)◎中井正五郎さんは天誅組の落武者で海援隊へ這入つて居たのです...
楢崎龍、川田雪山 「千里の駒後日譚拾遺」
...すなわちその主人を織田に売らんとしたる小山田義国(おやまだよしくに)の輩(はい)を誅(ちゅう)し...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...長政罪人を誅するに諸士に命じて見逢(みあい)に切り殺させらる...
南方熊楠 「十二支考」
...『日本紀』七や『豊後風土記』に景行帝十二年十月碩田国(おおきたのくに)に幸(みゆき)し稲葉河上に土蜘蛛を誅せしに血流れて踝(つぶなき)に至るそこを血田というとあるのも土が赤かったからの解説(いいわけ)だろ...
南方熊楠 「十二支考」
...もし天がこれを見れば天も誅(ちゅう)し...
吉川英治 「黒田如水」
...両名を誅伐した罪...
吉川英治 「三国志」
...一歩でもみだりに入る者はたちどころに誅殺(ちゅうさつ)せよとまで――きびしく保護なされておる」「おう...
吉川英治 「三国志」
...徳(ほうとく)を誅(ちゅう)し...
吉川英治 「三国志」
...自分には舅(しゅうと)にあたる道三山城守を弑(しい)したる逆子を誅(ちゅう)す――という人道の旗がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...――仏誅(ぶっちゅう)必ず汝に下らん...
吉川英治 「親鸞」
...誅殺(ちゅうさつ)できる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??