...今日は楽しい話柄を聞かせてください...
...彼女はいつも面白い話柄を持っている...
...この本は様々な話柄が綴られている...
...食事の席での話柄には注意が必要だ...
...集まった人々は話柄に夢中になっていた...
...かつて河上肇(かわかみはじめ)氏とはじめて対面した時(これから述べる話柄は個人的なものだから...
有島武郎 「宣言一つ」
...私が緑雨と次第に疎遠になったのは緑雨の話柄が段々低級になって嫌気(いやぎ)がさしたからであるが...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...是は他国の人のしらざる所なればこゝに記(しるし)て話柄(はなしのたね)とす*3...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...我が見聞(みきゝ)したるを次(つぎ)の巻(まき)に記(しる)して暖国(だんこく)の人の話柄(はなしのたね)とす...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...田舎人(ゐなかうど)には珍(めづら)しからねど都会(とくわい)の人の話柄(はなしぐさ)にいへり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...此事こゝかしこに伝(つた)へ聞(きこ)えて話柄(はなしのたね)としけるが...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...姑(しばらく)記(しる)して好事(かうず)の話柄(わへい)に具(ぐ)す...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...蓋し両者は理論に於ける好話柄であるように見える...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...云うまでもなくここから発表する「研究」は決して真面目に学界や言論界や読書界の話柄とはなっていないように見受けられる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...今でもその方面の話柄に残っていた...
豊島与志雄 「小説中の女」
...二六新報の計画した娼妓自由廃業の運動はこの時既に世人の話柄となつてゐたが...
永井荷風 「里の今昔」
...日常の話柄(わへい)にしているものであるから...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...斯う屡々話柄にのぼる度にいちいち厄介な表題(みだし)を口にするのは不便だから...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...兄様とも相談して共々毎日話柄の探索に努めてゐるのですわ...
牧野信一 「〔婦人手紙範例文〕」
...今一つの話柄があつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...何度ともなくすでに世上の話柄(わへい)にはなったが...
柳田国男 「海上の道」
...美しい話柄……翁の遺徳のために吾々の微力が圧倒された事蹟として大方の憫笑に価すれば幸である...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...尚、この『梅津只圓翁伝』を物するに当って各方面から有力な材料、話柄、指導等を賜わった諸氏は一々列挙に暇(いとま)がない位である...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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