...正殿の前には南殿と北殿の建物がある...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...南殿は日本風の建物で...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...この南殿に接して...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...南殿で桜花の宴があったとき...
久生十蘭 「無月物語」
...夜がふけてから南殿の宴は終わった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中宮は夜明けの時刻に南殿へおいでになったのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御錠口にかかる手前の廻廊(かいろう)の梅、南殿の梅、三の丸の梅庭、ぽちぽちと胡粉(ごふん)を打ったような花をつけ初めて、霞(かす)む夜は、大奥の明りも笑いさざめいて来ましたが、妖鬼のうわさは止みません...
吉川英治 「江戸三国志」
...南殿北廂(ほくしょう)の苑(にわ)に満ちみちていた...
吉川英治 「三国志」
...南殿(なんでん)の下にぬかずいた...
吉川英治 「私本太平記」
...南殿(なんでん)に猿楽(さるがく)を催し...
吉川英治 「新書太閤記」
...天皇おんみずから、南殿に出御され、忠文に、節刀を賜い、任命式が行われた...
吉川英治 「平の将門」
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