...彼女の詞藻はすばらしい...
...彼の演説は詞藻がうまかった...
...彼女は詞藻が豊かな小説家だ...
...詞藻を選ぶのはなかなか難しい...
...彼の文章は詞藻が贅沢すぎると批判された...
...私は詞藻の才が乏しかったから...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...余の貧しき詞藻(しそう)は幽婉典雅等...
永井荷風 「江戸芸術論」
...詞藻(しそう)の豊富に対して驚くべき自信を持っていたなら...
永井荷風 「霊廟」
...明治四十三年十一月號の『女學世界第一卷第十五號定期増刊「磯ちどり」才媛詞藻冬の卷・小説』の初頭に掲載され特賞(賞金十圓)を得...
長谷川時雨 「うづみ火」
...骨肉を屠つた人々の中にも優艶なる詞藻のあつた輩も少くない...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...実隆がその詞藻を養うためには...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...私の幻を幻のままにこの世に映し出す詞藻に欠けて...
牧野信一 「熱い風」
...いつも頭に渦巻いてゐる詞藻を持たない幻が...
牧野信一 「熱い風」
...けだし元義は熱情の人なりしを以て婦女に対する愛の自(おのずか)ら詞藻(しそう)の上にあらはれしも多かるべく...
正岡子規 「墨汁一滴」
...詞藻摘花粋...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...自分は自由新聞の詞藻欄(しそうらん)を受け持っているが...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...次第に彼の詞藻の半面を認むるにいたったようだが...
柳田国男 「雪国の春」
...万葉の詞藻(しそう)を継いで...
吉川英治 「平の将門」
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