...全教会の輿論を提唱して第一回の訶詰(かきつ)を与えたのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...例の摩訶不思議(まかふしぎ)な「赤外線男」事件を解(と)く一つの重大なる鍵の役目を演じたことを思えば...
海野十三 「赤外線男」
...ここに山代の和訶羅(わから)河一〇に到れる時に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...生みませる御子和訶奴氣(わかぬけ)の王...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...次に多遲摩比多訶(ひたか)...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ここに曾婆訶里、己が王の厠に入りませるを伺ひて、矛(ほこ)もちて刺して殺(し)せまつりき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ここをもちて曾婆訶里に詔りたまはく...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...二七 馥柯羅摩訶秩多――維摩経ではこの典拠不明...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...摩訶不思議な力を持っているものの世間の狭さ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...すべての人々はただ彼を訶(さいな)まんがためにのみ彼に接触した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それでまた相手が妙にも思はぬといふ摩訶不思議な有様である...
中原中也 「撫でられた象」
...『摩訶僧祇律』七に雪山水中の竜が仙人の行儀よく座禅するを愛し七巾(まき)巻きて自分の額で仙人の項(うなじ)を覆い...
南方熊楠 「十二支考」
...この居士は宿命通を以て六群比丘が昔鶏と烏の間の子たりしを見通しかく説いたのじゃと言うた(『摩訶僧祇律(まかそうぎりつ)』三四)...
南方熊楠 「十二支考」
...跳ね上ろうとする訶和郎の胸の上へ投げつけられた...
横光利一 「日輪」
...訶和郎の首は、猟人の獲物(えもの)のように矢の刺った胸の上へ垂れ下った...
横光利一 「日輪」
...訶和郎(かわろ)よ...
横光利一 「日輪」
...歯を咬(か)みしめた訶和郎の顔に自分の頬をすり寄せた...
横光利一 「日輪」
...作訶などしておいたら...
吉川英治 「折々の記」
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