...次に多遲摩比多訶(ひたか)...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ここをもちて曾婆訶里に詔りたまはく...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...右の手は南の方インド洋に出まして錫蘭(師子洲)からハワイ(訶陵)...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...そのジャバを「カリンガ」(訶陵)と号しておりますからインドの南海岸から出たものに相違ないのであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...もろもろの法は千変万化(せんぺんばんか)摩訶不思議(まかふしぎ)である...
高浜虚子 「俳句への道」
...・けふのおひるは水ばかり・山へ空へ摩訶般若波羅密多心経晩食後...
種田山頭火 「行乞記」
...彼(かれ)はさうして悲痛(ひつう)の感(かん)に責(せ)め訶(さいな)まれた...
長塚節 「土」
...昨夜又々摩訶毘盧遮那仏(まかころしゃなぶつ)夢枕に現じてのお告(つげ)に...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...思つたこと――それは摩訶不可思議な...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...なんでホテル経営者がウイスキーをただで提供しなければならないんだ? 摩訶不思議なことに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...摩訶薩王子餓獣の力なきを愍み行きてこの地に至り乾ける竹で自ら刺し血を以てこれに啖(くら)わす...
南方熊楠 「十二支考」
...法のために世に住する摩訶迦葉とはこの人これなりと呵(か)するので一同睾丸縮み上って恐れ入る...
南方熊楠 「十二支考」
...玉簾の後(うしろ)に今まで身を潜めていた訶和郎(かわろ)は...
横光利一 「日輪」
...訶和郎(かわろ)は馬から鹿の毛皮で造られた馬氈(ばせん)を降(おろ)して...
横光利一 「日輪」
...」訶和郎は飛び起ると足で焚火(たきび)を踏み消した...
横光利一 「日輪」
...十四訶和郎(かわろ)と卑弥呼(ひみこ)を包んだ兵士(つわもの)たちは...
横光利一 「日輪」
...」と訶和郎はいった...
横光利一 「日輪」
...蠅取草の消化力みたいな摩訶(まか)不思議な作用が潜んでいるもののようである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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