...玖沙訶(くさか)と謂ひ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...玖訶瓮(くかべ)五を据ゑて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...摩訶不思議な力を身に具えている自分の世間の狭さ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...そんな摩訶(まか)不思議なことのあるべきはずもないから...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...この摩訶不思議な物語が荒れる天候から現れ出たかのよう――大時化の際の藻草が一面に押し寄せるがごとくで――そして今再び同じく退いていったかのよう...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...その時計が這ひ出して下水へでも姿を隱したと言ふのか」平次に取つては摩訶(まか)不思議な時計の機構(からくり)よりも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...摩訶迦羅天(まかからてん)は大黒天なり...
南方熊楠 「十二支考」
...」と訶和郎はいうと...
横光利一 「日輪」
...十一訶和郎(かわろ)の馬は狭ばまった谷間の中へ踏み這入った...
横光利一 「日輪」
...訶和郎は石塊を抱き上げると...
横光利一 「日輪」
...卑弥呼(ひみこ)はひとり訶和郎に添って身を横たえながら目覚めていた...
横光利一 「日輪」
...訶和郎は卑弥呼を抱いたまま草の上に転落した...
横光利一 「日輪」
...反絵の身体は訶和郎の胸に飛びかかった...
横光利一 「日輪」
...訶和郎は地に倒れると...
横光利一 「日輪」
...卑弥呼は王の傍から訶和郎の下へ馳け寄った...
横光利一 「日輪」
...卑弥呼は訶和郎を指差しながら...
横光利一 「日輪」
...「ああ、訶和郎、爾は不弥(うみ)へ帰れと我にいった...
横光利一 「日輪」
...訶和郎(かわろ)のために復讐する時が来た...
横光利一 「日輪」
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