例文・使い方一覧でみる「訳」の意味

...あの書き入れの示すやうにケエリイの英吉利（イギリス）訳によつたのである... あの書き入れの示すやうにケエリイの英吉利訳によつたのであるの読み方
芥川龍之介「文芸的な、余りに文芸的な」

...ハイネの名歌を訳したり... ハイネの名歌を訳したりの読み方
上田敏上田敏訳「海潮音」

...はっきり記憶に残ってる訳でもございませんが... はっきり記憶に残ってる訳でもございませんがの読み方
上村松園「想い出」

...序（ついで）にそっと指紋を取ってもらった訳なのですが... 序にそっと指紋を取ってもらった訳なのですがの読み方
江戸川乱歩「一寸法師」

...今日まで発表出来ない訳があったのだよ... 今日まで発表出来ない訳があったのだよの読み方
江戸川乱歩「一寸法師」

...これまでたびたび述べられたものを少しく付加えたに過ぎぬ訳であります...
大隈重信「外交の方針」

...今のお話でよく訳は分りましたが... 今のお話でよく訳は分りましたがの読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...哲学を研究する必要はない訳だね... 哲学を研究する必要はない訳だねの読み方
谷崎潤一郎「金色の死」

...今いろいろあんたはんから聞きました事訳（ことわけ）はあらまし私から兄さんにお話して兄さんも心よう納得してくりゃはりましたよって... 今いろいろあんたはんから聞きました事訳はあらまし私から兄さんにお話して兄さんも心よう納得してくりゃはりましたよっての読み方
近松秋江「霜凍る宵」

...勿論まだ何ら纏（まとま）った結果を得た訳ではないが... 勿論まだ何ら纏った結果を得た訳ではないがの読み方
寺田寅彦「土佐の地名」

...湯浅氏によって訳されたものが理想社から出版されています... 湯浅氏によって訳されたものが理想社から出版されていますの読み方
戸坂潤「読書法」

...飜訳してゆかうと思ふ... 飜訳してゆかうと思ふの読み方
中原中也「デボルド―※［＃濁点付き片仮名ワ、1-7-82］ルモオル」

...朝食後に訳を聞いてやる... 朝食後に訳を聞いてやるの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「煉獄」

...第二章　平等主義について――ゴドウィン（訳註）〔訳註〕本章も第一版から現われているものであり... 第二章　平等主義について――ゴドウィン〔訳註〕本章も第一版から現われているものでありの読み方
トマス・ロバト・マルサス　Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳「人口論」

...明かである（訳註２）... 明かであるの読み方
トマス・ロバト・マルサス　Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳「人口論」

...もしくはインドのものの支那訳ではなかったろうか... もしくはインドのものの支那訳ではなかったろうかの読み方
三上義夫「文化史上より見たる日本の数学」

...右の言葉は直訳的に福岡の同流を風靡（ふうび）した傾向がある... 右の言葉は直訳的に福岡の同流を風靡した傾向があるの読み方
夢野久作「梅津只圓翁伝」

...敬遠するという訳でもないが... 敬遠するという訳でもないがの読み方
蘭郁二郎「鱗粉」

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