...「設色」を決める時には、デザイナーの意図や使用する印刷機の特性を踏まえる必要がある...
...色彩調和を考える上で、設色のバランスが重要だ...
...プリンターのドライバー設定で設色をカスタマイズできる...
...設色の選択によって、印刷物の印象が大きく変わることがある...
...光線の条件によって、同じ設色でも印象が異なる可能性がある...
...画は青緑(せいりょく)の設色(せっしょく)です...
芥川龍之介 「秋山図」
...しかも墨を活(い)かすことは――これほど設色(せっしょく)を重くしながら...
芥川龍之介 「秋山図」
...林木なぞの設色(せっしょく)も...
芥川龍之介 「秋山図」
...春信の板画は布局(ふきょく)設色(せっしょく)相共(あいとも)に単純を極む...
永井荷風 「江戸芸術論」
...富嶽三十六景と諸国滝巡りとはその設色の布局と相俟(あいま)つて北斎をして不朽ならしむる傑作品なれども...
永井荷風 「江戸芸術論」
...今その板画を見るに北寿は直接に和蘭陀画の影響を受け西洋風の遠近法と設色法と時には光線をも木板摺(もくはんずり)の上に転化応用せんと企てたる画工なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...歌川豊春北尾重政の浮絵に比すれば布局は著しく簡明となりしに反してその設色はやや複雑にしかも大(おおい)に調和する所あり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これら新案の設色法は思ふに肉筆の制作と異なりてなるべく手数(てすう)を簡略ならしめんとする彩色板刻の技術上偶然の結果に出でたるや知るべからず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...それにしてもソノ画ク所花卉(かき)毛(れいもう)山水人物悉(ことごと)ク金銀泥(きんぎんでい)ヲ用ヒテ設色スルニ艶(じょうえん)妍媚(けんび)ナラザルハナク而モ用筆(ようひつ)簡淡(かんたん)ニシテ一種ノ神韻(しんいん)アリとあるが如き余り杜撰(ずさん)なるべし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...用筆設色倶妍麗...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...設色馬十二題図ヲ観ル...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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