例文・使い方一覧でみる「訥」の意味


スポンサーリンク

...木仁に近き男也...   木訥仁に近き男也の読み方
大町桂月 「常磐の山水」

...子は塩鮭の肉汁(スウプ)の外(ほか)に今一つ年の寄らぬ法を知つてゐる...   訥子は塩鮭の肉汁の外に今一つ年の寄らぬ法を知つてゐるの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...「口重く舌重き」ひどい弁(とつべん)で懸命に説いて廻ってかえって皆に迷惑がられ...   「口重く舌重き」ひどい訥弁で懸命に説いて廻ってかえって皆に迷惑がられの読み方
太宰治 「風の便り」

...彼女モ升ガ好キナノデハアロウガ...   彼女モ訥升ガ好キナノデハアロウガの読み方
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」

...ランニングシャツにパンツ姿の樸(ぼくとつ)な後姿に...   ランニングシャツにパンツ姿の樸訥な後姿にの読み方
富田常雄 「刺青」

...ドイツではだれももっていてかえって邪魔となりやすい開放的な朴(ぼくとつ)さを...   ドイツではだれももっていてかえって邪魔となりやすい開放的な朴訥さをの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...この座の座頭は沢村升(とつしょう)...   この座の座頭は沢村訥升の読み方
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」

...あとから聞くと升が贔屓(ひいき)だったという話であるから驚ろく...   あとから聞くと訥升が贔屓だったという話であるから驚ろくの読み方
夏目漱石 「明治座の所感を虚子君に問れて」

...朴(ぼくとつ)そのものの姿を見るやうな人達ばかりでした...   朴訥そのものの姿を見るやうな人達ばかりでしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...この朴すぎる顔を忘れるわけがない...   この朴訥すぎる顔を忘れるわけがないの読み方
久生十蘭 「我が家の楽園」

...々(とつとつ)とした語調で...   訥々とした語調での読み方
火野葦平 「花と龍」

...宮戸座で上場する歌舞伎狂言は、すべてが絢爛たる都心の大劇場では最早一顧だにされなくなつてしまつた旧弊古風のもの許りで、俳優も亦子、源之助、勘五郎、芳三郎、芝鶴、菊四郎、工左衛門、寿朝等、いづれも練達巧緻の技量を有しながら兎角に志を得ない轗軻不遇の人々許り...   宮戸座で上場する歌舞伎狂言は、すべてが絢爛たる都心の大劇場では最早一顧だにされなくなつてしまつた旧弊古風のもの許りで、俳優も亦訥子、源之助、勘五郎、芳三郎、芝鶴、菊四郎、工左衛門、寿朝等、いづれも練達巧緻の技量を有しながら兎角に志を得ない轗軻不遇の人々許りの読み方
正岡容 「異版 浅草燈籠」

...子の「実録仙台萩」の浅岡...   訥子の「実録仙台萩」の浅岡の読み方
正岡容 「異版 浅草燈籠」

...ところで先代子はその後十年以上も遺憾なく猛優振りを発揮して各劇場に嘖々の好評を博してゐたが...   ところで先代訥子はその後十年以上も遺憾なく猛優振りを発揮して各劇場に嘖々の好評を博してゐたがの読み方
正岡容 「異版 浅草燈籠」

...銀色の山羊鬚(やぎひげ)の生えた朴な風貌だが...   銀色の山羊鬚の生えた朴訥な風貌だがの読み方
山川方夫 「博士の目」

...こういう青年は純真であり朴(ぼくとつ)であり...   こういう青年は純真であり朴訥でありの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...ただ見ていて下さればようございます」酔うと朴(ぼくとつ)な調子で...   ただ見ていて下さればようございます」酔うと朴訥な調子での読み方
山本周五郎 「山彦乙女」

...主人夫婦は朴(ぼくとつ)な老人で去年和田垣博士と知つて以来大の日本贔屓(びいき)に成つて居る...   主人夫婦は朴訥な老人で去年和田垣博士と知つて以来大の日本贔屓に成つて居るの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

「訥」の読みかた

「訥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「訥」

「訥なんとか」といえば?  


ランダム例文:
重力の方向   閉鎖時間   山を歩く  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
卒業証書   証券取引所   最悪期  

スポンサーリンク

トップへ戻る