例文・使い方一覧でみる「訥」の意味


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...「木(ぼくとつ)」な好(よ)い人である...   「木訥」な好い人であるの読み方
宇野浩二 「茂吉の一面」

...手つ取り早く言ふと安官吏の油汁(あぶらじる)のやうに脂つ気の薄い、鹹(しよ)つぱい水気(みづけ)沢山(たくさん)なものだが、子は、「うまい、素敵にうまい...   手つ取り早く言ふと安官吏の油汁のやうに脂つ気の薄い、鹹つぱい水気沢山なものだが、訥子は、「うまい、素敵にうまいの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...升ハ今日モ綺麗デアッタガ...   訥升ハ今日モ綺麗デアッタガの読み方
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」

...朴(ぼくとつ)な人の好(よ)ささうな老爺(おやぢ)が...   朴訥な人の好ささうな老爺がの読み方
田山花袋 「父の墓」

...この朴(ぼくとつ)な民衆をじらしぬき...   この朴訥な民衆をじらしぬきの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...朴そうに見える男だった...   朴訥そうに見える男だったの読み方
豊島与志雄 「白血球」

...と朴な作男は答えます...   と朴訥な作男は答えますの読み方
豊島与志雄 「舞踏病」

...田中言の画幅を多く蔵せらるゝと聞き...   田中訥言の画幅を多く蔵せらるゝと聞きの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...そのあとを受けてアストン博士は木(ぼくとつ)な口調で同位元素の質量偏差を説明し...   そのあとを受けてアストン博士は木訥な口調で同位元素の質量偏差を説明しの読み方
中谷宇吉郎 「英国の物理学界と物理学者」

...元来僕は弁(とつべん)で自分の思って居ることが云えない性(たち)だから...   元来僕は訥弁で自分の思って居ることが云えない性だからの読み方
「落第」

...「弁(とつべん)の雄弁」として一世に宣伝された通り...   「訥弁の雄弁」として一世に宣伝された通りの読み方
野村胡堂 「胡堂百話」

...老爺の朴(ぼくとつ)な調子でこう描き出されて行きます...   老爺の朴訥な調子でこう描き出されて行きますの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...平次殿の智慧を拜借に參つたのぢや」朴(ぼくとつ)な調子で話り了ると...   平次殿の智慧を拜借に參つたのぢや」朴訥な調子で話り了るとの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...朴(ぼくとつ)な人で?――その人の善良さといふものが徳に對して勇敢であるといふよりは寧ろ惡を爲(し)ないといふ方にあると云ふやうな人?」「あの人は飽きることが無い程活動的なのですの...   朴訥な人で?――その人の善良さといふものが徳に對して勇敢であるといふよりは寧ろ惡を爲ないといふ方にあると云ふやうな人?」「あの人は飽きることが無い程活動的なのですのの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...と同時にこんな張りのある弁(とつべん)の声(こわ)いろが...   と同時にこんな張りのある訥弁の声いろがの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...私の申すことをどうぞお聞き下さいまし」松助は々(とつとつ)とした口ぶりで話しだした...   私の申すことをどうぞお聞き下さいまし」松助は訥々とした口ぶりで話しだしたの読み方
山本周五郎 「つばくろ」

...あれは破談にでもなったのですか」「約束した者……」吾八は朴(ぼくとつ)そうな眼でなお女を見上げた...   あれは破談にでもなったのですか」「約束した者……」吾八は朴訥そうな眼でなお女を見上げたの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...郷党の人々とつきあう時には恭順朴(きょうじゅんぼくとつ)であった...   郷党の人々とつきあう時には恭順朴訥であったの読み方
和辻哲郎 「孔子」

「訥」の読みかた

「訥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「訥」

「訥なんとか」といえば?  


ランダム例文:
自暴   着工   燦爛  

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