...参会者が一人のこらず、彼の推察、或は意見を記すと、主人役は各の名前と意見とを、帳簿に記入する...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...かつその後に発展させた所に著書もしくは論文の名を記入するに留めて...
伊波普猷 「「古琉球」改版に際して」
...これまでは願書中に「鉱毒」の二字を記入すると「地租条例に明文なし」というので却下されてきたのだが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...機械そのものが正確に出勤時間を記入するので...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...色々記入する書式の中の宗教という項に神道と書いたら...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...おのおのの欄に毎日の稼(かせ)ぎ高を記入するなどの...
徳田秋声 「縮図」
...助手がそれをカルテに記入する...
外村繁 「日を愛しむ」
...人間の生命の不可侵性を法律の額に記入することは...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...騒々しく場席係りへ行って急いで名前を記入するような...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...図解と註釈とを記入する...
中里介山 「大菩薩峠」
...壁も天井も一面の落書で此の上もう記入する余地がなくなったので...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...机のところのカードに彼の名を記入する様子であった...
原民喜 「翳」
...帳簿に明細を記入するのが仕事だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...必ず何処かに寄宿するものと決めてゐるらしく方といふ活字の上にその家の姓を記入する具合になつてゐた...
牧野信一 「奇友往来」
...第二欄に綿密に正確な小児の死亡年齢を記入するならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...光を見た方向を地図上に矢印で記入すると...
武者金吉 「地震なまず」
...公証人の手を要しないこまかな勘定・支払・取引を記入する家計簿があって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...着到場へ来て姓名を記入する者がひきもきらぬ有様であった...
吉川英治 「新書太閤記」
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