...僅々二三百圓のはした金を石に記するものも多し...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...之れ記紀と祝詞とによりて記するもの...
高木敏雄 「比較神話学」
...諸書の記する所に従って...
高木敏雄 「比較神話学」
...李清の淹留を記するもの...
高木敏雄 「比較神話学」
...ついでに感心すべきものを附記すると...
谷譲次 「踊る地平線」
...他の友達がノートを一生懸命で暗記する意義がどこにあるかと云うことを悟ったのである...
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」
...人がそれを直ぐに筆記する...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...篇中記する所の市内の勝景にして...
永井荷風 「日和下駄」
...好んでこれを記するのでないことを御了解あらんことを希う...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...また馬場孤蝶(ばばこちょう)氏の記するところでは...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...冒頭に「アアしくじったり誤りたり取餅桶(とりもちおけ)に陥(おちい)りたり今日(こんにち)はもはや曩日(さき)の富井(とみい)にあらず妹(まい)は一死以て君(きみ)に謝せずんばあらず今日の悲境は筆紙の能(よ)く尽す処にあらずただただ二階の一隅に推(お)しこめられて日々なす事もなく恋しき東の空を眺(なが)め悲哀に胸を焦(こが)すのみ余は記する能(あた)わず幸いに諒(りょう)せよ」とあり...
福田英子 「妾の半生涯」
...何の暇あってこれを筆記することが出来ようか...
穂積陳重 「法窓夜話」
...中につきて僅かに記する所の一...
正岡子規 「墨汁一滴」
...これを列記すると次の如くである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...釈雲室(しやくうんしつ)の記する所を見れば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その三百四十九上(かみ)に記するが如く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...区堺を明示して地図の上にこれを注記するような企てでもあったなら...
柳田國男 「地名の研究」
...特に付記する次第...
山本周五郎 「長屋天一坊」
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