...僕はただ速記者として忠実に筆記するのみである...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...支那の旧記は、黄帝と蚩尤との争に就て、記する所多し...
高木敏雄 「比較神話学」
...既に古史神話の明かに記する所なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...之れ記紀と祝詞とによりて記するもの...
高木敏雄 「比較神話学」
...唯マヌに告げられし後、第七日に洪水の始まりしとの一事は、著しき類似なるも、此事を記するは、唯一個の『バーガヴァタ、プラーナー』あるのみ...
高木敏雄 「比較神話学」
...東方朔の記する所に従えば...
高木敏雄 「比較神話学」
...陰隠客の下界の仙国に赴きしを記する説話も...
高木敏雄 「比較神話学」
...私はそれを速記する...
太宰治 「失敗園」
...ついでに感心すべきものを附記すると...
谷譲次 「踊る地平線」
...秋蠅がもつれより・病人を見送つて落葉する木まで・恋のこうろぎが大きい腹をひきずつて(改)今日の所感二三追記する...
種田山頭火 「其中日記」
...筆記するには暗すぎる...
夏目漱石 「三四郎」
...伝記的事実談が人心に印記するの深きは繰り返して勉強したる学校の教科書よりも...
正岡子規 「病牀譫語」
...竹田の記する所に拠れば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此に「蘭軒文集」の事を附記する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此に水津溝挾両家の事を略記する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは今藤陰解褐(かいかつ)の事を記するに当つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...日録に優善の事を記する始である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...お互に受持の言葉を暗記するかしないかに二人向き合って申合わせをさせられたので...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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