...その大略を抜記すれば...
井上円了 「おばけの正体」
...名記するほどにもあらず...
巌谷小波 「こがね丸」
...何を自記する機械ですか」新田先生は...
海野十三 「火星兵団」
...其上に畳八重を敷きしを記す...
高木敏雄 「比較神話学」
...その折の井伏さんの情景など記すにとどめるつもりであって...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...私はそれを速記する...
太宰治 「失敗園」
...想い出したついでに付記するが...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...投票は牡蠣(かき)の一種の貝殻に記すのを例とした...
穂積陳重 「法窓夜話」
...昭和十五年十二月十四日大分県別府の温泉客舎にて記す...
牧野富太郎 「植物記」
...――私はここにこのベーコンの言葉を記すのを禁ずることができない...
三木清 「人生論ノート」
...『唐人文集』に見ゆと記す...
南方熊楠 「十二支考」
...此国毎里に程を記することかくのごとし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...釈雲室(しやくうんしつ)の記する所を見れば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...老人が園卉種子(ゑんきしゆし)の授受を記するとは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これから安政三年に至るまでの間には記すべき事が少い...
森鴎外 「細木香以」
...此に二三の人の歿年を列記する...
森鴎外 「細木香以」
...次に記すべき墓に彫つてある蓮譽定生大※の下(もと)に...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...のちに記すとしよう...
山本周五郎 「季節のない街」
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