...東京のジオグラフィーを書くものは徳川三百年間随一の大文豪たる滝沢馬琴の故居の名蹟としてのこの中坂を特記する事を忘れてはならない...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...李清の淹留を記するもの...
高木敏雄 「比較神話学」
...女優高野幸代の女優に至る以前を記す...
太宰治 「火の鳥」
...とあれども、三國志に引く所の魏略の文は、正始嘉平の際に及ぶ者あれば、其の記する所、齊王芳の世を包括せること明らかなり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...二三の思出を記すに過ぎない...
西田幾多郎 「井上先生」
...マークゲーンの記するところは明らかであって...
蜷川新 「天皇」
...必ずこれを記すべきは至當の事にして...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...或は自由自在に費して殆ど帳簿にも記す可らざる程の費目もある可し...
福沢諭吉 「帝室論」
...予が多少その町について記すことは至極適当なことであろう...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「鐘塔の悪魔」
...投票は牡蠣(かき)の一種の貝殻に記すのを例とした...
穂積陳重 「法窓夜話」
...朝までにあの銃の設計図をすべて暗記する...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...伝記的事実談が人心に印記するの深きは繰り返して勉強したる学校の教科書よりも...
正岡子規 「病牀譫語」
...破って最高価の真珠を獲たと記す...
南方熊楠 「十二支考」
...多少の功有りしも珍しければ附記す...
南方熊楠 「秘魯國に漂著せる日本人」
...座布団と蔽膝との事は曾能子(そのこ)刀自の語る所に従つて記す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...次に記すべき墓に彫つてある蓮譽定生大※の下(もと)に...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...のちに記すとしよう...
山本周五郎 「季節のない街」
...小売商人その他これ以上特記する必要のない多くの者の労働がある...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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