...言い出す言葉もなかった...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...興ざめた事を言い出すので...
太宰治 「おさん」
...冗談を言い出すのです...
太宰治 「風の便り」
...お母さん何を言い出すかと思ったら...
太宰治 「女生徒」
...山を降りて他の里人にたのんでも同じくらいの値段を言い出すのはわかり切っていますし...
太宰治 「新釈諸国噺」
...ゆるゆると厭味(いやみ)を言い出す...
太宰治 「ろまん燈籠」
...何を莫迦(ばか)なことを言い出す! こんな大きな姿(なり)をしてと私が笑い出しますと...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...「兄さん……話の腰を折ってすまんと思うけれど」と私は躊躇しいしい兄の顔を見守っていたが「つまらんことを言い出す奴と思うか知れんけれど……兄さんだれか僕の側に坐っているような気がしませんか? 小さな子供か何かが坐っているような……」「…………」呆れたように兄は眼を瞠(みは)った...
橘外男 「逗子物語」
...といって夫に言い出すのも遠慮だった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...金の不自由を忍んでること……などをそれとなく言い出すこともあった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...不服を言い出す者が他に出て来ないとも限らなかった...
豊島与志雄 「絶縁体」
...頼む」と言い出すと...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし、この少年は、いつか一度耳に触れたことは、脳によって消化されても、されなくっても、時に随って、必ず反芻的(はんすうてき)に流れ出して、咽喉(のど)を伝わって空気に触れしめねばやまない特有の天才を備えているのですから、いつ、何を言い出すか、それは全く予測を許されないのですけれども、いかに天才といえども、無から有を歌い出すことはできますまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...急に湯に入ると言い出すがいい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そうでしょ? ダンスなんて出来ないと言い出すところだったんだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...いっしょにつれて行ってもよいと父君が許されるはずがないなどと言い出す者もあって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...人が事実として言い出すことをぶっきら棒に否定するのは少々荒っぽく喧嘩じみる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「妾……幸せね」「出し抜けに何を言い出すんだ? あ……そうか...
山中貞雄 「森の石松」
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