...彼は親代わりのような存在だ...
...子供たちにとって彼女は親代わりだった...
...彼の祖母は彼にとって親代わりだった...
...彼女は妹の親代わりをやっていた...
...彼女は同僚たちから親代わりのような存在として尊敬されている...
...親代々家禄で衣食した士族出(で)の官吏の家では官吏を最上の階級とし...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...自分の自由を束縛している親代りの伯母を殺そうとする話で...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...店員の誕生日には親代りとなって祝ってやる...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...母親代りに手塩にかけて来た卯女子からは特別な愛情を注がれてゐたので...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...親代々与力で、前の矢部駿河守の時代から北町奉行所に属し、吟味方筆頭市中取締方兼帯という役をあい勤める...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それとも親代々の色盲か...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...「あっしは親代々の落語家だ...
正岡容 「圓朝花火」
...親代々の芸人は根性からして卑しいや」こうもまた罵っていた...
正岡容 「圓朝花火」
...小さい男の子は自分が親代りになって育てるつもりだとのことです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...親代々の一つの習性となって...
柳田国男 「故郷七十年」
...親代(おやがわ)りにそだててくれた伯母だったというから...
柳田国男 「母の手毬歌」
...親代りの附添役になりました私は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その右の下手に新郎の親代りの村長夫婦...
夢野久作 「笑う唖女」
...すつぽんは親代々...
吉川英治 「折々の記」
...平たくいへば、信徒の親代々、家代々の淨財による支持、素直なる尊敬、それであつた...
吉川英治 「折々の記」
...親代々の正直酒屋で通っているあっしだが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...祖先の名は菊村といい、親代々、又右衛門(またえもん)を名乗って来たから、自分も侍になった上は、又右衛門と改める...
吉川英治 「宮本武蔵」
...『されば親代々、お扶持(ふち)を賜(たま)わって、ここに住居しておる曾我部兵庫...
吉川英治 「夕顔の門」
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