...「覚書を残す」会話で相手に話した内容を忘れないようにメモすること...
...「覚書を渡す」重要な情報や指示を書き留めたメモを相手に渡すこと...
...「覚書代わりに使う」書類の代わりに、メモや手帳を使って重要な情報を書き留めること...
...「覚書を取り交わす」双方が合意した内容を書面に残し、両者が署名して交換すること...
...「覚書の内容を確認する」書かれた内容が正しいことを確認し、目的を達成するために活用すること...
...覚書に定めてあるより以上の高い地位を占めているつもりで働いた...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...その中から適宜(てきぎ)に取りだした断片的の覚書である...
池谷信三郎 「橋」
...私はこの陶工に関する詳しい覚書を取り...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...これに関する覚書は無く...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...あゝ酒好きの酒飲みの亭主を持つた女房は不幸なるかな!(これは樹明君にのみ対して投げる言葉ぢやない)酒についての覚書△味うてゐるうちに(飲むのではない)酒のうまさがよい酔となるのでなければ嘘だ...
種田山頭火 「其中日記」
...一八五五年から書き始めた彼の覚書帳(メモランダム)の中には...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...そのとき気付いたことを左に覚書にしておく...
寺田寅彦 「山中常盤双紙」
...後に将軍となったデュフール大尉の覚書によって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...水戸家志士が井伊を討った上ただちに横浜の焼討をするという密策――これは江戸でできた水薩密約覚書中にある――の後半部すなわち横浜攘夷について...
服部之総 「志士と経済」
...覚書には「勿論、私は拒絶したが、しかし」と苦しそうな弁解を試みている...
久生十蘭 「海難記」
...スクラトン裁判長が陪審(ばいしん)官に示した要点の覚書(おぼえがき)というのが...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...蘭軒には文化七年二月より文政九年三月に至る「勤向(つとめむき)覚書」があり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...勤向覚書に此一件の記事がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒手記の勤向覚書には...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...勤向覚書が僅に例年の医術申合会頭の賞を得たことを伝へてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...勤向覚書に下(しも)の記事がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...むつの守(かみ)お為筋に関する覚書を差出された...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...自分の覚書にそう記した...
山本周五郎 「山彦乙女」
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