...「覚書を残す」会話で相手に話した内容を忘れないようにメモすること...
...「覚書を渡す」重要な情報や指示を書き留めたメモを相手に渡すこと...
...「覚書代わりに使う」書類の代わりに、メモや手帳を使って重要な情報を書き留めること...
...「覚書を取り交わす」双方が合意した内容を書面に残し、両者が署名して交換すること...
...「覚書の内容を確認する」書かれた内容が正しいことを確認し、目的を達成するために活用すること...
...戸田左門覚書(おぼえがき)にも三成の子の左吉と云う者が佐和山より逃れて高野に走ったことを記していると云うから...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...俳句作家の覚書、――色心不二、物心一如の心境、――即物即心...
種田山頭火 「一草庵日記」
...草木塔続篇及酒についての覚書を書くつもりでいて...
種田山頭火 「三八九雑記」
...あらかじめ一切の訴願罷(まか)りならぬという覚書を取ってある...
中里介山 「大菩薩峠」
...心にある文学的覚書(その中で文学のプログラムをわかってゆきたいと考えている)の核へ種々のヒントが吸いよせられてゆく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これに反して所謂(いはゆる)勤向覚書が此年の二月に起藁せられてゐて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...覚書にかう云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...覚書に云く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...覚書には次で下(しも)の三条の記事が載せてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...勤向覚書に下の文がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」その百三十蘭軒の動向覚書に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柏軒の覚書は下(しも)の如くである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わが内乱で有名な正月勅令に関する「覚書**」(これはまたたぶん別の場所にその席を与えられるであろう)と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...右の覚書を記しておいてから三年ほどの後...
柳宗悦 「思い出す職人」
...これは『民謡覚書(みんようおぼえがき)』という本の中に...
柳田国男 「母の手毬歌」
...出入り商人の帳面と家計の覚書以外には...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...甲斐が覚書を書いていると...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「新免家侍覚書」を見ると...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索