...列車が見附駅に着きました...
...橋の上から川を見附ています...
...見附を上手に利用して、お得に旅行しよう!...
...長い間忘れられた古い伝統が、今や再び見附されようとしている...
...バッジを見附されたら、ごめんなさいと言ってください...
...牛込見附でどうしたよ...
泉鏡花 「婦系図」
...師匠は空地(あきち)を見附け...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...丁度現在目の前に横(よこたわ)っている飯田橋(いいだばし)から市ヶ谷見附に至る堀端一帯の眺望をいつもその背景にして進展していた...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...いわば鉄瓶の蓋の動きを見附けたことに相当する...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...牛込見附外の大場石見といふのは安祥(あんしやう)旗本の押しも押されもせぬ家柄ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...淺草見附(みつけ)の廣場に家財道具を持出したものが積み重なり...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...「多分私は身を委(ゆだ)ねるやうな家を他に見附けるまで此處にとめていたゞくでせう...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...だが、見附けたときは、彼等をして立たしめて――その任務(つとめ)の爲めに彼等を説(と)き勵まし、――彼等の考へられた賜物は何であるか、また何故にそれが與へられたかを示し――彼等の耳に天の使命を告(つ)げ――彼等をして神から直接に選び與へられたものである地位を受けさせることが正しいことなのです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...自家用の自動車を四谷見附へ廻させておくのが常であるのに...
松本泰 「秘められたる挿話」
...それほど苦労して探さなくとも見附かることを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...漸う巧く見附けたと思ったらすぐポカと手放して仕舞うんだもの...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...蛇を見附けなすった時...
森鴎外 「雁」
...途中でこの籠の鳥を見附けたものだろう...
森鴎外 「雁」
...アヒルレウスがフェレエであれを7435見附けたのも時間の外でした...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...例の部屋は見附からなかつた...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...遠州見附(みつけ)の人身御供(ひとみごくう)問題を解決した物語の主人公だから...
柳田国男 「山の人生」
...講武所へ向った所で旧筋違見附(すじかいみつけ)の廃石利用...
山本笑月 「明治世相百話」
...「大月先生、見附まで行けば、駕がありましょうから、それまでご辛抱なすっておくんなさい」声が高いので、あきらかに、それは臂の久八と知れた...
吉川英治 「剣難女難」
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