...木村の容貌(ようぼう)はしばらくの間に見違えるほど refine されて...
有島武郎 「或る女」
...いまこうして見違えるほどな若者になって帰っているのをみると...
犬田卯 「米」
...見違えるほどになったのを見て吃驚(びっくり)した...
伊波普猷 「私の子供時分」
...見違えるほど面瘻れした彼女を見ては幸福な生活をしている者とはどうしたって思われなかった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「あの顔」
...見違えるほど瘻れてしまったといい...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「あの顔」
...改築とともに店は必ず見違えるほどの立派さ晴れがましさになるであろう...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...見違えるほど綺麗に見え...
徳田秋声 「新世帯」
...見違えるほど血色に曇(うる)みが出来て...
徳田秋声 「爛」
...いやむしろ見違えるほど血色がよくなったということを...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
......
仁科芳雄 「國際學術會議への旅」
...すっかり見違えるほどに容貌が変わっていたのだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...車体は見違えるほど堅牢(けんろう)になった...
火野葦平 「糞尿譚」
...二年まえとは見違えるほど娘らしくなっている...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...見違えるほど窶(やつ)れてしまって...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そうしてそれから一週間目には以前とは見違えるほど晴れやかな顔に...
夢野久作 「霊感!」
...見違えるほどのしなやかな美しさだった...
横光利一 「旅愁」
...それらは自分の愛刀と見違えるほど似ている刀だが...
吉川英治 「剣難女難」
...見違えるほど痩せ細って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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