例文・使い方一覧でみる「見知らぬ」の意味

...まるで見知らぬ男の掌面に怖気（おぢけ）づいたやうだつた... まるで見知らぬ男の掌面に怖気づいたやうだつたの読み方
薄田泣菫「茶話」

...見知らぬ他人から... 見知らぬ他人からの読み方
太宰治「新樹の言葉」

...まんざら見知らぬ仲ではないと……？」「そうではございませんの？　まだ白ばくれておいでになりますのね...
橘外男「グリュックスブルグ王室異聞」

...見知らぬ異国へでも... 見知らぬ異国へでもの読み方
橘外男「墓が呼んでいる」

...あの見知らぬ男が部屋へはいってきた... あの見知らぬ男が部屋へはいってきたの読み方
アントン・チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「カシタンカ」

...爪先だててのぼって來る見知らぬ男が聞きつけはせぬかと... 爪先だててのぼって來る見知らぬ男が聞きつけはせぬかとの読み方
ドストエーフスキイ神西清訳「永遠の夫」

...見知らぬ人を見ても... 見知らぬ人を見てもの読み方
直木三十五「南国太平記」

...見知らぬ若い女の身近にゐることが唯無暗に嬉しくてならない気がするのです...
永井荷風「畦道」

...五とも見える口髭（くちひげ）のうつくしい見知らぬ医者の坐っているのを見た... 五とも見える口髭のうつくしい見知らぬ医者の坐っているのを見たの読み方
永井荷風「寐顔」

...その日突然見知らぬ若い医者の姿を目にした時... その日突然見知らぬ若い医者の姿を目にした時の読み方
永井荷風「寐顔」

...見知らぬカフエエだつた... 見知らぬカフエエだつたの読み方
南部修太郎「霧の夜に」

...見知らぬ男もずっとそう考えていたらしい... 見知らぬ男もずっとそう考えていたらしいの読み方
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「審判」

...見知らぬひとに占領されていた麻布の家は... 見知らぬひとに占領されていた麻布の家はの読み方
久生十蘭「我が家の楽園」

...彼は見知らぬ人が戸口の傍に立っているのにふと気がつきました... 彼は見知らぬ人が戸口の傍に立っているのにふと気がつきましたの読み方
ナサニエル・ホーソン　Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...その見知らぬ人の質問を聞くと... その見知らぬ人の質問を聞くとの読み方
ナサニエル・ホーソン　Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...』とその見知らぬ人は... 』とその見知らぬ人はの読み方
ナサニエル・ホーソン　Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...ここで見知らぬ男が駆け寄ってコプリの腕に触った... ここで見知らぬ男が駆け寄ってコプリの腕に触ったの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「本命馬」

...彼が見知らぬ最も経験ある医者よりも適している... 彼が見知らぬ最も経験ある医者よりも適しているの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

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