...観光名所ではたくさんの見物人がいる...
...昨日の演奏会にはたくさんの見物人が集まった...
...江戸時代の武士は、見物人を楽しませることも務めた...
...マラソン大会で道路脇にはたくさんの見物人がいた...
...あの人は常に旅行先で見物人気分を満喫している...
...あまりたくさんの見物人のためにびっくりさせないための心づかいだった...
海野十三 「三十年後の東京」
...わいわい見物人が押し寄せていると通信があった...
海野十三 「諜報中継局」
...見物人達は、余りに見事(みごと)な不具者の演戯に、暫くはため息をつくばかりだった...
江戸川乱歩 「踊る一寸法師」
...見物人の姿はひとりも見えません...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...出入の見物人に眼を光らせ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...待ちうけてゐた見物人達にたちまち同情と心配をひき起した...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...グレーヴの刑場に見物人を呼び集める嗄(しわが)れたわめき声が窓の下を通ってゆくのを聞くたびごとに...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...」そして彼はあたりに立つてる見物人を見廻(みまは)しました...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...見物人がいたことだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...狸(たぬき)の鳴(な)き声」すると見物人(けんぶつにん)は喜(よろこ)びました...
豊島与志雄 「人形使い」
...この大きな小屋がけの天井から板囲(いたがこい)いっぱいになった見物人の方をながめて...
中里介山 「大菩薩峠」
...其見物人といふのが大抵は百姓や漁夫のやうなものであるだらうがそれが子供に至るまで靜肅にして居たのは意外であつた...
長塚節 「佐渡が島」
...これには見物人も団長も...
新美南吉 「正坊とクロ」
...十人とか十五人とか見物人がまとまると案内人が奥の方へつれて行く...
野上豊一郎 「パリの地下牢」
...数万(すまん)の見物人および出迎人にて...
福田英子 「妾の半生涯」
...今度は娘の末野(すゑの)が代つて見物人を見して話し出した...
室生犀星 「末野女」
...見物人が、役者と同じだけ、またそれ以上に、それを面白がることになる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...見物人の声の中には...
吉川英治 「大岡越前」
便利!手書き漢字入力検索