...観光名所ではたくさんの見物人がいる...
...昨日の演奏会にはたくさんの見物人が集まった...
...江戸時代の武士は、見物人を楽しませることも務めた...
...マラソン大会で道路脇にはたくさんの見物人がいた...
...あの人は常に旅行先で見物人気分を満喫している...
...見物人はけがをしやしなかったかい」「けがをしました...
海野十三 「金属人間」
...その中を見物人の歩く道がぐるぐるまわっていて...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...黒山の見物人には...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...えらいものをこしらえたもんですね」など見物人は空を仰いでびっくりしております...
高村光雲 「佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし」
...」などと、旗取り競争第一着、駿足の少年にも似たる有頂天の姿には、いまだ愛くるしさも残りて在り、見物人も微笑、もしくは苦笑もて、ゆるしていたが、一夜、この子は、相手もあろに氷よりも冷い冷い三日月さまに惚(ほ)れられて、あやしく狂い、「神も私も五十歩百歩、大差ござらぬ...
太宰治 「二十世紀旗手」
...アルカラの町筋に切れ目もなくつづく見物人の行列のことを修辞化したもので...
谷譲次 「踊る地平線」
...それに沢山見物人が寄つてゐる事でせうね...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...見物人は小径伝いに降りてゆき...
豊島与志雄 「化生のもの」
...さあ見物人たちは大変な騒ぎでした...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...あたりに立ち並んでる見物人から...
豊島与志雄 「手品師」
...博覽會には推古より天平、さてはなほ下れる世の佛像など少からず、舞樂伎樂の古假面など珍らしきもあれど、大方の見物人は、人魚の乾物、石川五右衞門が煮られし巨をこそ目を注めて見るべけれ...
内藤湖南 「寧樂」
...もしや我身(わがみ)の追手(おって)かと……またしても軽いバタバタが聞えて夢中になって声をかける見物人のみならず場中(じょうちゅう)一体が気色立(けしきだ)つ...
永井荷風 「すみだ川」
...見物人はたしかに消極になるよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...まえの晩からつめかけた見物人で...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...見物人一同びっくり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...やがて見物人の待っている公の場所に着く...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...薪木(たきぎ)売りも一しょになって」いつかあたりの見物人も散らかって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...道を行く人の全部がみな自分を見る見物人のように思えた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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