...観光名所ではたくさんの見物人がいる...
...昨日の演奏会にはたくさんの見物人が集まった...
...江戸時代の武士は、見物人を楽しませることも務めた...
...マラソン大会で道路脇にはたくさんの見物人がいた...
...あの人は常に旅行先で見物人気分を満喫している...
...二人が単に頭髪の引張り合いをする丈であった! 見物人は私一人...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...勢づいた見物人達は近づいて来て...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...見物人を満足させるために力任せに一捻りして彼女を突放した...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...見物人がいるかもしれないよ...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...其うち覆面の惡者が拔いた刀をもつて十郎五郎のあとからそつと忍びよる處が御座いましたら「そら/\後から來た/\早く逃げて/\」と突然大聲を出しましたので見物人が笑つて皆私共の方を見ました...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...お菊は泣き聲で一枚二枚と皿を數へる處は芝居と知りつゝも見物人はお菊に同情の涙をそゝぐ處である...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...粗らに見物人があるきりで...
豊島与志雄 「神棚」
...(この見物人は、そんな事を知らんであろう...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...そうして最もよく話をしてくれそうな見物人の一人をつかまえてこう尋ねました...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこにも見物人が立つて居る...
長塚節 「菜の花」
...見物人は思はず失笑した...
牧野信一 「肉桂樹」
...とてもおとなしい平(ひら)の見物人であるだけだつた...
牧野信一 「肉桂樹」
...見物人が居るかと思つて面白がつてゐやアがる...
牧野信一 「妄想患者」
...それに作らせたのだと見物人の一人の男の質問に答へた...
室生犀星 「末野女」
...見物人のひとりは...
室生犀星 「不思議な魚」
...仲々(なかなか)佳い声で見物人はぼんやりと聞きとれていたが...
室生犀星 「不思議な魚」
...見物人はわんわとばかり囃(はや)し立てている...
吉川英治 「剣の四君子」
...大道(だいどう)の見物人(けんぶつにん)からあびてしまった...
吉川英治 「神州天馬侠」
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