...観光名所ではたくさんの見物人がいる...
...昨日の演奏会にはたくさんの見物人が集まった...
...江戸時代の武士は、見物人を楽しませることも務めた...
...マラソン大会で道路脇にはたくさんの見物人がいた...
...あの人は常に旅行先で見物人気分を満喫している...
...なさけない見物人のためにののしられてきたのです!今夜...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...この話が拡ると湖畔には大勢の見物人が寄ってきて...
海野十三 「地球盗難」
...見物人はギョッとして逃げごしになって...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...見物人もその型に依って檜舞台(ひのきぶたい)の歌舞伎役者を連想しながら見ていられる...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...見物人も至つて疎らで...
谷崎潤一郎 「二月堂の夕」
...椹野川に沿うて一筋に下つてゆく、潮水に泡がういて流れる、秋の泡とでもいはうか、堤防には月草、撫子が咲き残つてゐる、野菊(嫁菜ではない)がそここゝに咲いてゐる、砂ほこりが足にざら/\して何だか物淋しい、やたらに歩いて入川の石橋に出た、海は見えないけれど、今日は立干をやつてるさうで、鰡が上つてくる、それを網打つべく二三人の漁夫が橋の上で待つてゐる、見物人が多い、私の(マヽ)その一人となつて暫らく見物した、そして労れたので、そこからひきかへした、名田島の中央を横ぎつて、駅の南方をまはつて帰庵したのは夕方だつた、それから水を貰ふやら、粥を煮るやら、お菜をこしらへるやらするうちに、すつかり暮れてしまつた...
種田山頭火 「其中日記」
...種々雑多な見物人たちが...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...見物人らは一定の距離に画した非常線の外まで退去を命ぜられたので...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...自分だけではなく見物人のために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...次第に見物人がふえました...
豊島与志雄 「白蛾」
...たいくつした見物人の話声が一時(いちじ)に止(や)んで...
永井荷風 「すみだ川」
...私が指を口にもってゆくと、ほんとに食われるのではないかと、番人も見物人も、みんな、ハラ/\していたようです...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...見物人はどっと押しかけて...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...見物人が日に日に絶ゆる事もない繁昌振りを示してゐた...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...見物人がみんな四方からワアーッとおりて走ってきた...
山中峯太郎 「小指一本の大試合」
...もう両側はたいへんな見物人であった...
吉川英治 「大岡越前」
...見物人の輪の向う側に腰かけていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...見物人たちを境内(けいだい)から出てもらって...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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