...ぐらっとゆれました...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...私は頭がぐらぐらっとしました...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「麻酔剤」
...ぐらっと右手へよろめいた...
直木三十五 「南国太平記」
...ジェシの気持ちがぐらっときた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...その言葉にぐらっときた女王はきらめく白服の胸に短剣を刺されたかのようだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...耕一が何気なくその下を通りましたら俄(にわ)かに木がぐらっとゆれてつめたい雫が一ぺんにざっと落ちて来ました...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...大きくぐらっと傾き...
山本周五郎 「青べか物語」
...参吉の顔がぐらっと揺れたが...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...「どういうわけで毒になるんです」「たとえば」彼は頭をぐらっと垂れ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...ただ金のためにするような仕事はおれにゃあできねえ」重吉はまたぐらっと頭を垂れた...
山本周五郎 「ちゃん」
...ぐらっと頭を垂れた...
山本周五郎 「花も刀も」
...そのとき舟がぐらっと揺れた...
山本周五郎 「風流太平記」
...それからぐらっと頭を揺(ゆす)って甲斐を見た...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...やぶからし――」あの方はぐらっと頭を垂れた...
山本周五郎 「やぶからし」
...帰れない」天青はぐらっと頭を垂れて呻(うめ)いた...
山本周五郎 「陽気な客」
...ぐらっと彼のこめかみの辺をいなずまが走ったと感じたときは...
吉川英治 「新・水滸伝」
...『あいや』ぐらっと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ついぐらぐらっとなるのである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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