...じぶんの周囲に起こっているかを見定めようと...
海野十三 「海底大陸」
...それを見定めると...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...これでよしと見定め...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...三津の濱の捨舟の端に腰打ち掛けて瀬戸内海を眺めた時といづれを湖いづれを海と見定めがつかう...
高濱虚子 「俳諧師」
...私はそれを見定めてから...
豊島与志雄 「香奠」
...もう破れこけて役に立たないことを見定めると...
豊島与志雄 「手品師」
...蒼い焔がめらめらと広がるのを見定めて...
豊島与志雄 「白血球」
...芹沢らがいよいよ寝込んでしまったと見定めた時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...少し離れているところでしたから確(しか)とは見定め難いけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...その娘の面(かお)を篤(とく)と見定め...
中里介山 「大菩薩峠」
...お樂の留守を見定めて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...左右から正確に見定めることの出来たのは怪我の功名でもありました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...息の絶えるのを見定める隙もなく逃げ出した...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...確かに見定めて置いたから間違ひは無い」「へエ――」「驚いてばかり居ずに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それを見定めて歸りや宜いんだから」「へエー」平次の命令は行屆きますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それに私の弱つた視力は何ものかはつきり見定めることが出來ない...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私には顔の見定めがつかなかつた...
牧野信一 「熱い風」
...諸国一統の見定めでもござりまする...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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