例文・使い方一覧でみる「見合わせ」の意味
スポンサーリンク...」そう云ってＭ氏は妻君と顔見合わせてちょっと笑ってからいった... 
伊藤野枝 「転機」
...故なくして奉公を見合わせ...
井上円了 「おばけの正体」
...顔を見合わせながら...
梅崎春生 「狂い凧」
...踏台の上で顔を見合わせた...
海野十三 「蠅男」
...自分のいるのに気がつくとお互いに顔を見合わせたきりで...
寺田寅彦 「路傍の草」
...面を見合わせました...
中里介山 「大菩薩峠」
...花井さんは御病気が悪いんじゃないかしら」二人は顔を見合わせると...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...二人の子分と顔を見合わせて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見合わせてください」「それは命令なの？」「いや忠告です……それから...
久生十蘭 「あなたも私も」
...互いに眼を見合わせるばかりだったが...
久生十蘭 「魔都」
...いい趣向だ」「やっぱり圓遊は圓遊だけのことがあるね」目と目を見合わせて二人は感心した...
正岡容 「圓朝花火」
...車の中では顔を見合わせた...
水野葉舟 「黄昏」
...子供たちはもう一つのひそかな冒険で顔を見合わせた...
宮本百合子 「菊人形」
...一時見合わせようと...
森鴎外 「安井夫人」
...女中は吃驚（びっくり）したような顔をして顔を見合わせました...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...みんな顔を見合わせましたが...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...実はまだ区長さんの処に下駄を預けておりまするが」「まあ見合わせようよ...
夢野久作 「白くれない」
...厳罰に処すべしとの令でござる」糜芳と傅士仁は顔見合わせた...
吉川英治 「三国志」
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