...五 互に見合うこと...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...お互いの顔を見合う日は最も気分のいい日で...
鷹野つぎ 「窓」
...大急ぎで息を吸い込む変な顔を見合うことがあるが...
田畑修一郎 「栄螺」
...それに見合うだけの豊かな鉱脈を見つけていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...じっと見合うんだ...
豊島与志雄 「復讐」
...兩(ふたつ)の瓜は唯相隣して互に見合うて居るばかりでありました...
長塚節 「白瓜と青瓜」
...乗客は自由に互の顔を見合う余裕を充分持っていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...なんとか年収――百二十ポンド――に見合う下宿を発見した...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...近いうちに経費に見合う見返りがないと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...互いに顔を見合う親戚の中で...
森鴎外 「安井夫人」
...互に眼を見合うのであります...
柳田國男 「日本の伝説」
...彼らはすべて正面から顔をはっきりと見合うことすらないみたいだった...
山川方夫 「愛のごとく」
...そして顔を見合うと...
吉川英治 「三国志」
...無事を見合うことができたというのも...
吉川英治 「新書太閤記」
...無事安心のすがたを陽(ひ)の下に見合うことができたのは...
吉川英治 「親鸞」
...見合うようになって来たこの平治二年であった...
吉川英治 「源頼朝」
...こう顔を見合うのも...
吉川英治 「源頼朝」
...久しぶりに互いの無事を見合う楽しさは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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