...互の顔を見合うばかり...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...お互いの顔を見合う日は最も気分のいい日で...
鷹野つぎ 「窓」
...二人は黙って顔を見合う...
林不忘 「安重根」
...大急ぎで息を吸い込む変な顔を見合うことがあるが...
田畑修一郎 「栄螺」
...この状況に見合うものは他にない...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...兩(ふたつ)の瓜は唯相隣して互に見合うて居るばかりでありました...
長塚節 「白瓜と青瓜」
...彼等も学生が支払った金額に見合う短い祈りが爺さんに捧げられると直ぐに牧師ともども姿を消してしまった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...報酬に見合う演技をしているだけなのに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...サービスに見合う金額をおっしゃってください」悪口に少しも動ぜず...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...その目と私の目とふと見合うと...
水野葉舟 「遠野へ」
...互いに顔を見合う親戚の中で...
森鴎外 「安井夫人」
...彼らはすべて正面から顔をはっきりと見合うことすらないみたいだった...
山川方夫 「愛のごとく」
...さて日本人はとわれわれは互に見合うのだが...
横光利一 「欧洲紀行」
...そして顔を見合うと...
吉川英治 「三国志」
...無事安心のすがたを陽(ひ)の下に見合うことができたのは...
吉川英治 「親鸞」
...こう顔を見合うのも...
吉川英治 「源頼朝」
...久しぶりに互いの無事を見合う楽しさは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...わざとらしく白い眼で見合う二人であった...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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