...互の顔を見合うばかり...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...五 互に見合うこと...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...お互いの顔を見合う日は最も気分のいい日で...
鷹野つぎ 「窓」
...それに見合うだけの豊かな鉱脈を見つけていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...まじまじと見合うお互の顔は...
豊島与志雄 「旅だち」
...兩(ふたつ)の瓜は唯相隣して互に見合うて居るばかりでありました...
長塚節 「白瓜と青瓜」
...彼等も学生が支払った金額に見合う短い祈りが爺さんに捧げられると直ぐに牧師ともども姿を消してしまった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...努力に見合う充分な見返りがあるとは思えない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...近いうちに経費に見合う見返りがないと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...その目と私の目とふと見合うと...
水野葉舟 「遠野へ」
...私たちが今日見合うよろこびの裡には何と多くのものがこもっていることでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...互いに顔を見合う親戚の中で...
森鴎外 「安井夫人」
...さて日本人はとわれわれは互に見合うのだが...
横光利一 「欧洲紀行」
...氷の面へせり登って来る千鶴子と見合う視線の閃めきも...
横光利一 「旅愁」
...無事安心のすがたを陽(ひ)の下に見合うことができたのは...
吉川英治 「親鸞」
...見合うようになって来たこの平治二年であった...
吉川英治 「源頼朝」
...こう顔を見合うのも...
吉川英治 「源頼朝」
...わざとらしく白い眼で見合う二人であった...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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