...先方が信用するように...
海野十三 「東京要塞」
...「最後にどんな病気であろうとも聖パウロにとって聖ルカほど信用する医師の無いことを忘れてはいけない...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...そのまま信用する事も出来ない...
太宰治 「花火」
...吾々の主張を一応承認しなければならないに拘らずなお且つ之を無条件に信用することが出来ないに相違ない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...之を信用することも亦困難となって来るのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...合理的に理性的に物を考え物を云う博士の言葉だから世間は広く之を信用するだろう...
戸坂潤 「社会時評」
...人物の記述よりも自然の記述により信用する...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...それを信用するより仕方がない...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...世の中に信用するに足るものが存在し得ない例として...
夏目漱石 「こころ」
...本當に小三郎が無實と思ふなら――」「それはもう親分さん」「若い娘がそれだけ信用するなら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かえっていよいよ信用するようになりました...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...もしみんなのまなざしを信用することができるのなら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...世の中で信用するものもなければ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...信用すると言ってはなんですけど……そうですねえ...
三好十郎 「冒した者」
...あの人を信用することは出来ないんだわ...
森本薫 「華々しき一族」
...どの親類をも易々と信用することが出来ない...
矢田津世子 「神楽坂」
...「寄合いだなんて誰が信用するもんか」とおそでが叫んだ...
山本周五郎 「へちまの木」
...私もまだどこへ勤めるあてとてもないときだしひとつはその婦人の上品な言葉や姿を信用する気になってそのままふらりと婦人と一緒にここの仕事場へ流れ込んで来たのである...
横光利一 「機械」
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