...感心してその見事な花を眺めました...
竹久夢二 「日輪草」
...大木にして其の樹肌白く鳶色の斑ありて頗る見事なる樹也...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...申し分のない見事なものであると思う...
野村胡堂 「楽聖物語」
...近頃ではボストン・ポップス管弦団に見事な録音のがある(ビクターJH三〇―一)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...鐵で鑄拔(いぬ)いたやうに見事なものです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見事なお菓子に食慾をそゝられた樣子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...日頃の見事な血色を失ってしまったのです...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...何という見事な断層であろう...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...地主の倅は村一番の見事な花輪を造つてチルさんの御気嫌をとる目ろみだつたところが...
牧野信一 「山峡の村にて」
...道理で腕と言い度胸と言い見事なものだったよ」と言ってお静に...
山中貞雄 「森の石松」
...――なんという見事な!思わず歎賞しながらも...
山本周五郎 「松林蝙也」
...店先にも見事な朝顔や...
夢野久作 「衝突心理」
...井上氏の庭は数千坪の見事なもので...
横光利一 「夜の靴」
...関川十太夫が、「お見事なり...
吉川英治 「上杉謙信」
...見事な一領の錦袍(きんぽう)をとって彼に与えた...
吉川英治 「三国志」
...見事なものであった...
吉川英治 「三国志」
...見事な扱いをなすって...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...見事な結晶を持てる芸術的な形成である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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