...見事な絵でござんすわ...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...実に、見事な収穫だ...
太宰治 「新ハムレット」
...見事な鰺がたくさんとれたところかとも思はれるが...
太宰治 「津軽」
...これはこれで一匹(ぴき)の見事な牛には違いないのだから...
中島敦 「弟子」
...見事な画(え)である...
夏目漱石 「虞美人草」
...棚(たな)の上に見事な白い牡丹(ぼたん)が活(い)けてあった...
夏目漱石 「門」
...その他はロンドンのまん中に持つて行つても優越の地位を占めるであらうと思はれる見事な構造である...
野上豐一郎 「ウォリクの城」
...タオルミーナにも町の北東の高台(海抜二一三米)に見事な円形劇場が遺っている...
野上豊一郎 「エトナ」
...引けを取らないような見事な作をお持ちだろうな」これは止めの釘...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...四十二三の見事な恰幅で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見事なダイヤがありました...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...見事な海老や生海丹(なまうに)なんかご馳走してくだすって...
久生十蘭 「野萩」
...房々(ふさふさ)とした実に見事な頬髯をり取られたりするのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...見事な船が何艘(そう)も浮かび...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...ラルフを見上げた顔は見事な均整美だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...見事なさくらんぼをもって訪ねてきていた...
村山俊太郎 「石をしょわずに」
...見事な箪笥類を作ります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...見事な鞍をおいた黒鹿毛(くろかげ)を一頭曳いて...
吉川英治 「新・水滸伝」
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