例文・使い方一覧でみる「見るまに」の意味


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...陰欝(いんうつ)な空気が見るまにうすらぐような気がした...   陰欝な空気が見るまにうすらぐような気がしたの読み方
伊藤左千夫 「老獣医」

...見るまにだんだん大きくなり...   見るまにだんだん大きくなりの読み方
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」

...それが見るまに大きくなり...   それが見るまに大きくなりの読み方
寺田寅彦 「春六題」

...見るまにそれが輝かしい光線となって...   見るまにそれが輝かしい光線となっての読み方
豊島与志雄 「丘の上」

...日記帳は見るまに脹れて来た...   日記帳は見るまに脹れて来たの読み方
原民喜 「焚いてしまふ」

...「四十糎砲が二十四門、三十六糎砲が百三十六門、――この百六十門の重砲がうち出したら、『陸奥』も『金剛』も、見るまに、ぶくぶくと沈没だ...   「四十糎砲が二十四門、三十六糎砲が百三十六門、――この百六十門の重砲がうち出したら、『陸奥』も『金剛』も、見るまに、ぶくぶくと沈没だの読み方
平田晋策 「昭和遊撃隊」

...そこの大戸があくよと見るまに...   そこの大戸があくよと見るまにの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...飛馬は見るまに渓谷(けいこく)へ駈けおりて...   飛馬は見るまに渓谷へ駈けおりての読み方
吉川英治 「三国志」

...見るまにそこへ壇(だん)をきずかせ...   見るまにそこへ壇をきずかせの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...ひらりと駒(こま)におどった武装(ぶそう)の少女は一鞭(ひとむち)あてるよと見るまに...   ひらりと駒におどった武装の少女は一鞭あてるよと見るまにの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...あれよと見るまに有明けの月のかげをかすめて...   あれよと見るまに有明けの月のかげをかすめての読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...見るまに、無数の死体が、火焔の下に捨て去られた...   見るまに、無数の死体が、火焔の下に捨て去られたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...清々(すがすが)しい空席が見るまに殖(ふ)えた...   清々しい空席が見るまに殖えたの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...見るまに、二箇の死骸から血しおが蚯蚓(みみず)のように河原を走って、加茂川へひろがった、草も石もみな赤く染めるかと思うほどひろがって行った...   見るまに、二箇の死骸から血しおが蚯蚓のように河原を走って、加茂川へひろがった、草も石もみな赤く染めるかと思うほどひろがって行ったの読み方
吉川英治 「親鸞」

...自分の顔が見るまに四斗樽のように腫(は)れたかと思う...   自分の顔が見るまに四斗樽のように腫れたかと思うの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...「おいらじゃないんだぜ、お通さん、お通さんを抱いているのは、お師匠さまなんだよ」城太郎がそう繰返すと、お通は遠くを見ている眸に、湯のような涙をいっぱいにたぎらせ、見るまに、その眼は、ぎやまん玉の曇りにも似て、やがて頬を下るふたすじの白珠とはふりこぼれると、(……分っています)と、いうように頷(うなず)いた...   「おいらじゃないんだぜ、お通さん、お通さんを抱いているのは、お師匠さまなんだよ」城太郎がそう繰返すと、お通は遠くを見ている眸に、湯のような涙をいっぱいにたぎらせ、見るまに、その眼は、ぎやまん玉の曇りにも似て、やがて頬を下るふたすじの白珠とはふりこぼれると、と、いうように頷いたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...見るまに、粘土質の竈肌(かまはだ)は、赤土のように熱し出して、武士たちは、煙に咽(む)せた...   見るまに、粘土質の竈肌は、赤土のように熱し出して、武士たちは、煙に咽せたの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...名も知らぬ雑草が、ぐんぐんと伸びて、パッと尨大な深紅の花が咲く、と見るまに、ぽとりぽとりと血の滴るように葩(はなびら)が散って仕舞う、或は、奇岩怪石の数奇を凝らした庭園の中を、自分が蜻蛉(とんぼ)のようにすいすいと飛んでいる...   名も知らぬ雑草が、ぐんぐんと伸びて、パッと尨大な深紅の花が咲く、と見るまに、ぽとりぽとりと血の滴るように葩が散って仕舞う、或は、奇岩怪石の数奇を凝らした庭園の中を、自分が蜻蛉のようにすいすいと飛んでいるの読み方
蘭郁二郎 「夢鬼」

「見るまに」の読みかた

「見るまに」の書き方・書き順

いろんなフォントで「見るまに」


ランダム例文:
在院      山骨  

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