例文・使い方一覧でみる「見はからって」の意味
スポンサーリンク...右がほぼ終ったころを見はからって俳優を既定の位置に着かせる... 
伊丹万作 「演技指導論草案」
...頃あいを見はからって...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...丁度（ちょうど）Ａ液がうまく浸みこんだ頃合（ころあい）を見はからって...
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」
...ほとぼりのさめた頃を見はからって帰って見れば...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...皆の注意が別の方へそれた時分を見はからって...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...山野氏は適当な時機を見はからって...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...飛行機の位置を見はからっては...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...泊り客の入浴が一順すんだ頃を見はからって...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...時間を見はからって...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...そのときを見はからって井上君は...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...唯好い加減に時間を見はからって彼方此方（かなたこなた）の横町を折れ曲るより外の方法はなかったが...
谷崎潤一郎 「秘密」
...あらかじめ時間を見はからって点火をする事がかんじんである...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...或る日稽古の暇を見はからって訪ね...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...ヴェランダのデッキ・チェアへ移ってうっとりしているところを見はからって...
久生十蘭 「だいこん」
...雪がやんで陽が照りだしたところを見はからって強羅から下りた...
久生十蘭 「雪間」
...家人の寝しずまった頃を見はからって...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...仕立屋（したてや）さんがぐっすりねこんだころを見はからって...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...特にそういう折を見はからっていたようでもある...
吉川英治 「新書太閤記」
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