...アジア西部の諸国また欧州にさきだちて隆んなりし...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...先年西部のある市(まち)へ講演に出かけた事があつた...
薄田泣菫 「茶話」
...彼がそれをそこからもってきたといわれている南西部のインディアンの神の広大なトウモロコシ畠に運び返してしまうことだろう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...西部の大分、宮崎などよりももつと振はない...
田山録弥 「町」
...西部のジェスフィールド公園はただ老人の散歩場所にふさわしく...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...これを区別するのが標準的発音であるとせられたのである(日本西部の方言では区別していた)...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...西部の小さな家で幸せに暮らし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...西部の大邸宅から美しい生地を大量に預かりそれを仕立てるのです...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...この米国中西部の小都会の市民である...
牧逸馬 「双面獣」
...サナゴは静岡県西部の山村では...
柳田國男 「食料名彙」
...山からこちらの東京都西部の民家(みんか)とは...
柳田国男 「母の手毬歌」
...この方面では西部の同類よりもずっと多いらしいのである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...及び四国西部の東宇和郡の山村などは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...それから西部の悪漢三...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...時に、魏の叡帝(えいてい)は、曹真が祁山(きざん)における大敗を聞いて、孔明の大軍の容易ならざる勢力を知り、遠く、使いを派して、西の国王徹里吉(てつりきつ)に対し、――高原の強軍を起して孔明の、うしろを脅かし、西部の境に、第二戦線を張られたし...
吉川英治 「三国志」
...「西部の動きただならず...
吉川英治 「三国志」
...すでに孔明が西部の憂いを払って...
吉川英治 「三国志」
...播州(ばんしゅう)西部の山岳に拠(よ)っている...
吉川英治 「新書太閤記」
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