...日本本土の最西端は沖縄県の与那国島です...
...最西端の岬から夕陽を見るととても美しいです...
...旅行先で最西端の温泉に入りたいと思っています...
...世界最西端の街に住んでいる人々は、自分たちは世界の果てに住んでいると感じているそうです...
...最西端まで自転車で走ってみたいと思っています...
...仕合わせとここからもっとも離れた西端の隅座敷(すみざしき)をえらぶことができた...
伊藤左千夫 「廃める」
...北鳴の示した図面によると、今度の二基(き)の櫓は、比野町の西端、境町の水田の上に建てることになっていた...
海野十三 「雷」
...広い第九工場の東端(とうたん)から西端(せいたん)まで...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...秋森家の石塀の西端からその石塀と共にグッと北側へ折曲っている...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...西端には、木のほこらあり...
大町桂月 「赤城山」
...そこの西端はすでに月光を浴びていた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...弥之助のいる建物は武蔵野の西端の広っぱの一戸建の構えになっている...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...それは村(むら)の西端(せいたん)に在(あ)るからである...
長塚節 「土」
...湖水の西端までボートで行くことにして...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...四〇年代に名ばかり南太平洋岸に届いた汽船航路の西端が...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...二階の西端の部屋がながいあいだあたしの部屋だったが...
久生十蘭 「だいこん」
...しかしこの西端と...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...それはその島の西端荒川村の玉ノ浦にヘゴがあるというのでそれを見...
牧野富太郎 「若き日の思い出」
...駿河國志太郡(するがのくにしだごほり)島田驛で桑原氏の家は驛の西端...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...現在は成(な)るほど夢に近い幽(かす)かな手懸(てがか)りではあろうが、ただ試みに心づいたことを述べておくと、宮崎県の西端、霧島山(きりしまやま)の麓(ふもと)、日向(ひゅうが)真幸郷(まさきごう)の小さな或る部落では、刈稲(かりいね)を田に乾(ほ)し束に結(ゆ)わえてコヅミに積んだ際、トッワラと称する藁帽子(わらぼうし)を作ってその上に被(かぶ)せる...
柳田国男 「海上の道」
...島根県の西端でこれをビジンソウまたはミヤコワスレという名を存するを知るのみである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...――そこは武蔵野の西端で立川の流れを越えれば八王子の宿に遠くありません...
吉川英治 「江戸三国志」
...彼の宿舎は町の西端れで...
吉川英治 「新書太閤記」
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