...悦子の学校が始まる頃には帰西するに違いないので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...西することしばらくにして...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...場所は、野尻湖(のじりこ)の東南で、越後信州の国境にあたり、山地ではあるが、北するも、西するも、南するもここを分岐点(ぶんきてん)とする交通の要衝(ようしょう)で、割(わり)ヶ嶽(たけ)の嶮に拠(よ)って、越後勢のたてこもっている一城(じょう)がある...
吉川英治 「上杉謙信」
...東するか西するか...
吉川英治 「黒田如水」
...大軍、ゆるぎ出して、西するところ、一団の旗本たちに囲まれて、馬上、さんさんたる盛装の武将が見える...
吉川英治 「新書太閤記」
...西する頃――途中...
吉川英治 「新書太閤記」
...東海道からふたたび西する...
吉川英治 「源頼朝」
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