例文・使い方一覧でみる「襦」の意味
スポンサーリンク...」駱駝の襦袢（シヤツ）３・24（夕）東京工科大学の鳳（おほとり）秀太郎博士は... 
薄田泣菫 「茶話」
...考へて襦袢（じゆばん）一枚になつた...
武田麟太郎 「反逆の呂律」
...赤い襦袢を着てゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...校長は洋服の上衣もチョッキもネクタイもすっかり取って汚れ目の見える肌襦袢（はだじゅばん）一つになって...
田山花袋 「田舎教師」
...自分の襦袢の襟をつけにかかった...
徳田秋声 「足迹」
...麻の襦袢を披げて...
直木三十五 「南国太平記」
...」と云（い）ひながら友禅縮緬（いうぜんちりめん）の襦袢（じゆばん）の袖（そで）を引き出して...
永井荷風 「すみだ川」
...勘次（かんじ）は暑（あつ）いので紺（こん）の襦袢（じゆばん）も腰（こし）のあたりへだらりとこかして...
長塚節 「土」
...その赤い長襦袢をいつまでもみていた...
林芙美子 「放浪記（初出）」
...襦袢（じゆばん）の袖（そで）も欲（ほ）しう...
樋口一葉 「われから」
...どれもこれも西洋寝巻か長襦袢である...
久生十蘭 「魔都」
...ほんとに起して下すつて好かつたこと！」とカテリーナは襦袢（ソローチカ）の...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...水浅黄の襦袢の衿など朝子の目に入った...
「一本の花」
...私共の肌襦袢について居るのとそっくりに見える...
宮本百合子 「木蔭の椽」
...緋鹿の子の地に大きく牡丹を染め出した友禅の長襦袢に伊達巻き一本のおきえさんの姿は阿娜めいて昼間のおきえさんとは別人の観があった...
矢田津世子 「父」
...湯巻の上に襦袢一つ...
柳田国男 「雪国の春」
...派手な空色地の長襦袢（じゅばん）に...
夢野久作 「女坑主」
...紅友禅の長襦袢の袖を...
夢野久作 「復讐」
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