...かつら附け、衣裳着る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...向うの家の奴なんぞと一しょに裳着(もぎ)の祝をしてやろうよ」などと愉(たの)しそうに御相手をせられていた...
堀辰雄 「ほととぎす」
...新築して外孫の内親王方の裳着(もぎ)に用いて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...裳着(もぎ)の式の用意を自身の従属関係になっている役人たちにも命じてさせていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ともかくも裳着(もぎ)の式を行なおうと思って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...東の院の人たちも裳着(もぎ)の式のあることを聞いていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...裳着の腰結(こしゆ)い役を引き受けたにしても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...燈火を普通の裳着(もぎ)の式場などよりもいささか明るくしてあって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こうして裳着の式は終わったのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...天地(あめつち)に春新しく来たりけり光源氏のみむすめのため (晶子)源氏が十一歳の姫君の裳着(もぎ)の式をあげるために設けていたことは並み並みの仕度(したく)でなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...裳着の式日の贈り物...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...裳着の式が今日明日のことになっているために...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...裳着(もぎ)の式を行なう西の町へ源氏夫婦と姫君は午後八時に行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一方では女三の宮の裳着(もぎ)の挙式の仕度(したく)をさせておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫宮の裳着(もぎ)の式をお急ぎになり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この人の婚約者の女二(にょに)の宮(みや)の裳着(もぎ)の式が目前のことになり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その月の二十幾日に女二の宮の裳着の式が行なわれ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...『栄華物語(御裳着(おんもぎ)の巻)』には『新猿楽記』と同じ時代の田楽を描いているが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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