...後裔を輩出せしめる懼れがある...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...河靈の裔は彼の父...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ジンギスカンの後裔モンゴリヤ人と慓悍無比なロシヤコサツクとの...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...その配(はい)中村氏は南畆先生が外姑(がいこ)の後裔(こうえい)なり...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...多田(ただ)の満仲(まんじゅう)の後裔(こうえい)だ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...詩人は若いころ自分が「森の七つの城のなかで三つの枝の花咲いた」由緒のある貴族の後裔であるといふ追憶を愛してゐた...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「旗手クリストフ・リルケ抄」
...五条家(野見宿禰の後裔)から許したので...
三木貞一 「初代谷風梶之助」
...節は上(かみ)に引いた復に代る書を受けた泉蔵達(いたる)の裔で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...図(はか)らずも京水の後裔と相見た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...或日裔一の内へ往った...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...裔一の学資は父親の手から出ていない...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...その百十二抽斎の後裔(こうえい)にして今に存じているものは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...景帝の裔孫(えいそん)などとは...
吉川英治 「三国志」
...(いよいよ漢室のながれを汲んだ景帝(けいてい)の裔孫(えいそん)にちがいない)張飛も...
吉川英治 「三国志」
...朕が中山靖王(ちゅうざんせいおう)の裔(えい)であるところから帝位に推しすすめ...
吉川英治 「三国志」
...鎌倉執権代の長崎高資の裔(えい)とか...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...ままその末裔(まつえい)一族という小社会があるのを聞く...
吉川英治 「随筆 新平家」
...佐々木氏の後裔たる六角...
和辻哲郎 「鎖国」
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