...袱紗帯を締めるのが苦手です...
...着物を着る時には袱紗帯が必要です...
...着物の袱紗帯を変えるだけでも雰囲気がガラッと変わるんですよ...
...レトロな装いに袱紗帯を合わせたいです...
...袱紗帯を結ぶ方法を教えていただけますか?...
...この娘が紫の袱紗(ふくさ)に載(の)せて...
泉鏡花 「歌行燈」
...袱紗(ふくさ)の縮緬(ちりめん)が飜然(ひらり)と飜(かえ)ると...
泉鏡花 「歌行燈」
...老年にて身まかりたる名女将といはれし柳橋(やなぎばし)林家女将追福の通袱紗(ふくさ)に句を乞(こ)はれて...
高浜虚子 「五百五十句」
...ちいさな紅(あか)い塩瀬(しおぜ)の袱紗(ふくさ)を二つにたたんで両端を持ってぴったり口にふたをするのでござりましたがそういう時はいつもの童顔が幼稚園の子供の顔のようにみえて二十(はたち)を越した人のようにはおもえなんだと申します...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...小原は袱紗(ふくさ)に包んだ紙入れのなかから...
徳田秋声 「足迹」
...袱紗づつみがとけて...
豊島与志雄 「椎の木」
...無雑作に拳銃を弾丸(たま)らしい紙箱と共に袱紗にくるんで...
豊島与志雄 「椎の木」
...彼の袱紗ゆくりなく手にとることありしに...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...紫(むらさき)の袱紗(ふくさ)を解いて...
夏目漱石 「門」
...うつくしき顏(かほ)に似合(にあは)ぬは心(こゝろ)小學校通(せうがくかうがよ)ひに紫袱紗(むらさきふくさ)對(つゐ)にせし頃(ころ)年上(としうへ)の生徒(せいと)に喧嘩(いさかひ)まけて無念(むねん)の拳(こぶし)を我(わ)れ握(にぎ)る時(とき)同(おな)じやうに涙(なみだ)を目(め)に持(も)ちて...
樋口一葉 「別れ霜」
...かさばらない縮緬の袱紗包を隔てた一方の隅に...
「海流」
...その朝新潟へ立つ父を見送ってから近所の花屋へ活け花をたのみに行って戻ってくると門のところで紫の袱紗包みを抱えた外出着の母と行きあった...
矢田津世子 「父」
...そこからかなり大きな袱紗包(ふくさづつみ)を取出した...
山本周五郎 「七日七夜」
...部屋の奥から紫色の袱紗(ふくさ)に包んだ物を持って来た...
山本周五郎 「日本婦道記」
...袱紗の中には書状のようなものがあった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...袱紗捌きも目立たず終え...
横光利一 「旅愁」
...古万古の袱紗の口を締めていた...
横光利一 「旅愁」
...小さく袱紗(ふくさ)に包んだ品を膝の上へ移しかける...
吉川英治 「江戸三国志」
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