...私は袋地のスカートを履いてきました...
...このブランドの袋地の財布が欲しいです...
...袋地の素材はとても丈夫で長持ちします...
...学生時代、袋地を使ってエコバッグを作ったことがあります...
...座布団のカバーに袋地を使っています...
...そこは他の部屋と懸(か)け離れた袋地のようなところで...
徳田秋声 「仮装人物」
...袋地の奧にある自分の家...
南部修太郎 「日曜日から日曜日まで」
...足袋地の木綿を打つ音が...
長谷川時雨 「鉄くそぶとり」
...路地の奧は袋地らしく...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...袋地所で、表は狭く却って裏で間口の広い家であったから、勝ち気な母も不気味がったのは無理のない事だ...
宮本百合子 「犬のはじまり」
...袋地(ふくろち)即行止(ゆきとまり)の地所であらうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...北に向って湿気の多い袋地...
吉川英治 「江戸三国志」
...水門尻の袋地を頻りと迂路(うろ)ついている徳川万太郎...
吉川英治 「江戸三国志」
...その袋地の闇に何をか感じたのでしょう...
吉川英治 「江戸三国志」
...袋地の隅へゆるがせました...
吉川英治 「江戸三国志」
...袋地の捕物陣へ邪魔をしに来ました...
吉川英治 「江戸三国志」
...この袋地では、釘勘が、夜半(よなか)から暁(あけ)にかからぬうち、きっと、日本左衛門を網の魚にしてみせるといい払って、宵から八方の暗がりへ組子を伏せていたのです...
吉川英治 「江戸三国志」
...霜の降りたせいかほの白く冴えた袋地の一端に...
吉川英治 「江戸三国志」
...袋地の八面から一時にあげた捕手の声は...
吉川英治 「江戸三国志」
...飛鳥! 屋根から袋地へ飛び下りました...
吉川英治 「江戸三国志」
...そして、あとの袋地には、何かわめくお人よしの率八の声が、泣くが如く訴(うっ)たうるが如く聞こえますから、大山鳴動して鼠のたとえにもれず、かくまで用意した釘勘の手配も、召捕ったのは雑魚(ざこ)の率八で、大魚は遂に網にかからず、目ばかりいたずらに血走らして、むなしい明け方にガッカリした疲れを見合う、十手商売の苦味(にがみ)を今朝も舐(な)めねばなりますまい...
吉川英治 「江戸三国志」
...忍川の袋地で捕手にかかッたきり...
吉川英治 「江戸三国志」
...ここの袋地内の畑や離屋(はなれ)に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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