...萌黄(もえぎ)の緞子(どんす)の夏衾(なつぶすま)...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...夫人はふいと衾(ふすま)を出て...
泉鏡花 「婦系図」
...四三 楮の衾のざわざわする下で...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...雪の衾を引被いで来ん春を待つ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...鴛鴦(ゑんあう)の衾(ふすま)の中で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...おのおの同衾者が自分の傍から抜け出した事実は絶対にないという口供を得ている...
久生十蘭 「魔都」
...これを葬り帷を以て衾と為す...
南方熊楠 「十二支考」
...夜の衾も共同の物だし...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
...松尾が背へ衾(ふすま)を掛け...
山本周五郎 「菊千代抄」
...そんなとき由紀は衾(しとね)の衿(えり)をかけよせながら...
山本周五郎 「日本婦道記」
......
横瀬夜雨 「花守」
...周瑜はなお衣衾(いきん)にふかくつつまれて横臥呻吟(おうがしんぎん)している...
吉川英治 「三国志」
...衾(ふすま)へおまろびなされませいな」「なに」かすみの中のような眸を...
吉川英治 「私本太平記」
...しがみついていた良人の衾は引き剥がれ...
吉川英治 「私本太平記」
...自分の膝からそっと自分の手で白い衾(ふすま)の上に寝かしてやりながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜の衾(ふすま)に入った頃ではなかろうか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...厚い衾(ふすま)の上に大胡坐(おおあぐら)をかいていた...
吉川英治 「増長天王」
...紙蚊帳(がや)の衾(ふすま)を...
吉川英治 「宮本武蔵」
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