...従ってこの渦動が次第に衰える...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...そういう国は盛んになるか衰えるかというと...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...しかも病勢が衰えるのを待ちかねて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...五 火の衰える意の名...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...衰えることのない炎の花輪のように...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...行かない――国の衰える時には...
直木三十五 「南国太平記」
...徳川は衰えるとも...
中里介山 「大菩薩峠」
...青いものがしだいに衰える裏から...
夏目漱石 「野分」
...老行(おいゆ)くとともに元気も衰えるが...
新渡戸稲造 「自警録」
...隧道(トンネル)を入って来る水の勢は少しも衰える様子はなく...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...この活気は系列の距離に比例して徐々に衰える...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...大衆の実質的興味が衰えるとともに弊履(へいり)のようにすてておしまれないだろうという点だ...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...ただその衰えるに委せて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々は老いるように・衰えるように・病気になるように・できているのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一方では栄え他の一方では衰えることがあったのは...
柳田國男 「日本の伝説」
...そうして病勢の衰えるのを待つ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...容貌はすぐに衰えるもので...
山本周五郎 「日本婦道記」
...国衰える時は、その方どもへも当然、負担や不幸はかかって来るものぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
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