...呼びりんの引手(ひきて)なのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...引手(ひきて)の傍(わき)に...
泉鏡花 「霰ふる」
...破れた引手(ひきて)に...
泉鏡花 「縁結び」
...或る新聞小説家が吉原へ行っても女郎屋へ行かずに引手茶屋(ひきてぢゃや)へ上って...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...※をひきてかへりし事もありしと...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...きみにぜひきてほしいといっているのだ...
高山毅 「福沢諭吉」
...弾手(ひきて)は林学士(りんがくし)が部下の塩田君(しおだくん)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...なるべくおのれは危険なき距離より糸をひきて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...書生風したる男のヴァイオリンひきて卑し気なる調子にて物うたふは...
永井荷風 「桑中喜語」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...引手(ひきて)も桟(さん)もなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...引手(ひきて)も棧(さん)もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お対手(あいて)の弾手(ひきて)や三味線の方の女(ひと)も現れて来て...
長谷川時雨 「江木欣々女史」
...ある宵(よい)は吉原(よしわら)の引手茶屋(ひきてぢゃや)に手伝いにたのまれて...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...指が抽斗の曳手(ひきて)にかかる……その瞬間...
久生十蘭 「キャラコさん」
...曳手(ひきて)に手がかかった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...引手金具(ひきてかなぐ)も色々あって美しいのが少くありません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...あしたもぜひきてください...
アンドルー・ラング再話 Andrew Lang 大久保ゆう訳 「シンデレラ」
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