例文・使い方一覧でみる「血潮」の意味
スポンサーリンク...血潮が止まるほど驚いた... 
...血潮が上がるほど興奮した...
...血潮が流れるように走った...
...アイドルのライブで、血潮が滾るほど盛り上がった...
...血潮の通った健康な身体を維持するために運動する...
...血潮の池をベタベタ叩きながら...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...脱衣場に血潮が流れていなかったのは...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...あれ程の血潮を一体全体どこから持って来たというのです」「まあそうあせらないで下さい...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...もしもの事があったら老い衰えた両親や妻子はどうなるのだと思うと満身の血潮は一時に頭に漲る...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...重き疵より溢れくる黒き血潮を乾かしつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...マリユス自身の血管の中にある同じ血潮の数滴を残し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...静かなる事定（さだま）って、静かなるうちに、わが一脈（いちみゃく）の命を託（たく）すると知った時、この大乾坤（だいけんこん）のいずくにか通（かよ）う、わが血潮は、粛々（しゅくしゅく）と動くにもかかわらず、音なくして寂定裏（じゃくじょうり）に形骸（けいがい）を土木視（どぼくし）して、しかも依稀（いき）たる活気を帯ぶ...
夏目漱石 「虞美人草」
...血潮に濡れた肩から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...血潮の中に浸る袷（あわせ）の柄（がら）などを一と目見ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...血潮の凄まじさは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...血潮に染んでこと切れているのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...胸を押へてクワツと吐いたのは一塊（ひとかたまり）の血潮です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次は尚も八方に飛び散つた血潮の跡などを念入りに搜して居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手水鉢（てうづばち）の下の血潮も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...疊と唐紙を染めた血潮を見て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この通り」平次は血潮に汚れた二梃剃刀（かみそり）を取上げてその柄（え）と柄を縛つた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...血潮したたる生々しい断面を...
夢野久作 「戦場」
...彼の少年らしくもない、深い陰影（かげ）を持った顔は、何時か熱っぽく上気し、激しく心臓から投出される、血潮は、顳（こめかみ）をひくひくと波打たせていた...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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