...血気盛んな若者揃いですから...
上村松園 「明治懐顧」
...血気盛んな奴が懐中手(ふところで)をして濡手で粟の工風(くふう)ばかりする老人連の真似をしたがる...
内田魯庵 「青年実業家」
...血気盛んなる妙齢(みょうれい)の婦人達であった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...見渡す限り血気盛んなる顔色を表している...
大隈重信 「始業式訓示」
...青年の血気盛んな人が老人に向ってどうすることも出来ないという...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...そこで血気盛んなこととて...
大隈重信 「青年の天下」
...青年の血気盛んな時代にやれるだけやって...
大隈重信 「青年の天下」
...血気盛んな肉体の汚気が...
豊島与志雄 「春」
...老いても血気盛んだということで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「すわ!」吉村右京は血気盛んの壮者(わかもの)であったから...
中里介山 「大菩薩峠」
...血気盛んな村の者が...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし我々はライオンのように血気盛んで...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...という誓紙を立てた血気盛んなる数千の身内を擁し...
久生十蘭 「魔都」
...という誓紙をたてた血気盛んな数千の命しらずを擁し...
久生十蘭 「魔都」
...傍聴人は何れも血気盛んな...
平出修 「逆徒」
...血気盛んな英国人で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...子供は勿論のこと血気盛んな……今で云うルンペン風の男も交っていた...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...武井忍助なぞいう血気盛んな諸豪傑が居た...
夢野久作 「近世快人伝」
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